2010年12月30日

今年を振り返って~思うところ。

2010年が終わろうとしています。
ちょうど一年前も、同じように年が過ぎていきました。
同じことを繰り返しているようで、やっぱりちょっと違います。
同じことでも、人が違えば、やっぱり違う時が過ぎていきますね。

毎年変わらないことを書いてみます。
年末は冬休み。年明け早々には市内私立中(+附属中)の入試と、中1中2は学調があります。1月半ばになれば、ジュニカレでは新学期の準備が始まります。そして3週目の土日はセンター試験。急に冷え込みが厳しくなる時期で、雪が舞うことも。。そして、2月に入ってすぐに関東圏の中学入試。私立大学の入試もピークを迎えます。中3の子達は12月の半ばに出願した私立高校の入試も行われます。私立の合格発表が中旬には出され、その後すぐに公立高校の出願。国立大学を受験する生徒は2月の下旬の25日くらいに受験して、合格発表が3月上旬。公立高校の入試もその頃です。(例年、気をつけているのは2月は月末の日にちが2,3日少ないので、3月の3日あたりを無理やり数えると"2月31日"。2月末に入試だ、と思っててちょうどいいよ、と。。)公立高校の合格発表は3月14日あたり。昨年2010年度の入試は2009年中に流行した新型インフルエンザで修学旅行や入試にかなり影響を及ぼしました。その結果、昨年の合格発表は数日遅れた記憶があります。そして、国立大の後期試験を受験する生徒もこの頃に受験。この場合は合格発表は3月の20日を過ぎていたと思うので、入学準備をするにしてもバタバタです。。ちなみに卒業式ですが、私立高校の場合は早いところは1月にあります。。いくらなんでも早すぎな気がしますけど、高3生はどちみち授業はなく、受験勉強または自動車学校・・ですから、これでいいのだと思います。公立中学は3月の公立高校入試(3日くらい)があって、合格発表(14日くらい)があって、卒業式(18日くらい)です。附属中は公立中より1日早い卒業式だったと思います。私立中は中高一貫の子達しか知らないので分かりませんが、当然、卒業式はありません。。

こんな感じです。いまは12月の上旬の中3の学調、内申確定、私立出願を終えて、小6(市内私立・附属)と高3(センター試験)の受験と中1,2の学調でバタバタしている時期です。きっと(間違いなく)3月の終わりまで年末進行~年度末進行に突き進んでいきます。正月も"この時期じゃなければいいのに・・・"なんて思ってしまいます。。私ごとを加えると、3月の青色確定申告を処理しなくてはいけないので、かなり慌しい時期となってしまうのです。

・・・こんな感じで毎年進んでいきますが、最初に書きましたが、毎年同じようですが、やっぱり違うんです。

たとえば去年は、高校受験はS高しかなかったし、ギリギリまで追い上げなくてはいけなかったので、特にスリリングでした。今年もS高受験がありますが、今回は昨年よりも起死回生のドラマを描いている少年なので、ある意味スリリングですが、ヤツはなにかやってくれそうな気がしています。。それに今年の中学受験の生徒は例年よりも多め。。もちろん全員合格を目指して、頑張っています。

そうそう、思い出した。去年も12月の内申確定までに6上がったのでS高受験できました。今年の中3も春から6(7?)上げてきました。内申を上げるってのはなかなか難しく、苦しいものですが、ジュニカレの生徒には毎年お伝えしています。当然、正攻法です。。(普段から内申が良ければ良いのですが、ギリギリまで危なっかしい人は毎年います。)

家族と受験の話。中学受験の場合は、小学6年生が受験に挑みますから、家族の支えなしには合格はない、と思います。スケジュール管理や進捗のチェック、健康管理は"子ども"だけではキビシイ。。それに受験校だって子どもだけで決めるというよりも、親御さんの意向があっての決定のはずですから。本人+塾+家族の3点セットで合格、かなと。

これが高校入試になると少し変わってきます。受験校はほぼ、内申と学調の成績で目安(?)というか進学先候補が絞られてきます。その上で、通学方法、学習スタイル、部活、校風、進学実績などを勘案して本人の希望と妥協(当然ある)によって決まってきます。ご家庭の意向もあるでしょうが、ほとんど本人が決めます。その決断に親が了承するというのが実際ではないかと思います。・・・こう書くと、中学の3年間で、随分と子どもは成長するんだなーと感じます。。

そして大学受験です。僕が思うに、高校入試を終えて半年を過ぎたあたりで、うまくいけばオトナ扱いしてもいいかな、と思っています。どういうことかというと、高校入試の段階ではやっぱり"子ども"の域を出ませんが、高校生活の中で、中学よりもはるかにキビシイ環境(通学、勉強、部活・・)に慣れていくことで、自覚ある子ども⇒少しオトナ、になるかな、と。こうなってくれると、とてもありがたいです。宿題をやれーとか、さぼるなーとか、そういうことを言う必要なんて全くなくなります。。ジュニカレでは幸いにして、ほぼ全員がオトナになってくれるので良いのですが、残念ながらその時期を逃してしまった場合、ちょっと大変です。。あんなに多めの宿題を人にやらされてやるなんて拷問だし、勉強をキライ・不必要だと思ってイヤイヤやっているなんて身に入らないし、試験の度にごまかしごまかしやっていても、愉しくはないし、良い結果も出ないしで、悪循環。。こうなるかならないかは、一般の高校だったら入学直前~7月。中高一貫だったら、中3の10月~高1の4月だな、と僕は思っているというか感じています。。

ちなみに、小学生のうちからジュニカレに来てくれている生徒の経過は、とても良好。。僕は基本的には「塾は必要ないね」という考えでしたし、今でもほとんど賛成なのですが、「塾も良いよ」「(適切に)早い段階から塾に行くのも良いね」という考えも同時に持つようになってきました。それは、「ジュニカレに来たから伸びてるな」「ジュニカレの意義はあるね」と思える生徒たちがいることを実感できたからです。なにがどういいのかは、またアンケートでも取ってご案内したいですが、とりあえず言えることは「ジュニカレに来ている生徒は、ジュニカレが好き(・・・のはず)」ということです。勉強だけじゃなく、進路指導や世間のこと、部活、趣味でも話をしてくれるのは嬉しいし、光栄でーす。

言いたかったのは、「子どもは結構成長する。」「半年でも随分変わる。」「でも大人はあんまり変わらないし、変われない。」「(将来への自戒も込めて)親だからといって、いい大人とは限らない。」「学校、塾、友達、などからいい刺激を得ていい大人になってほしい。」「ジュニカレではいい刺激を与えたい。現に、与えてると思っている・・。」「子どもにはスイッチを入れる時期がある。」「子どもにはスイッチを与える人、入れる人が、親以外にも必要ではないか。」こんなことです。

ジュニカレは数学をやってるだけの塾じゃないです。数学もやりますが、数学の問題を解くだけ、教えるだけじゃないです。・・・じゃぁ何なんだ?の答を書こう書こうと思ってブログやってますが、まだ書けていません。それでも、他にもたくさんある塾の中からジュニカレを選び出して来てくれている生徒や親御さんがいます。ほんとはもっとジュニカレで救うべき生徒、ジュニカレで開花する生徒、もっと伸びていく生徒がいるんだと思っています。そんな生徒さんとちゃんと出会うためには、ブログもさぼってちゃダメなんだよね、と今思い出しました。。最後は自分の反省でしたー。



ずいぶん、書きました。。年賀状作成の合間に気分転換でこのブログを書いていました。。今年のジュニカレの写真を切り貼りして載せたいなーと思っていますが、またこれから年賀状、です。

乱文・雑文、すみませんでしたっ。


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Posted by juniorcollege at 00:46│Comments(0)塾の日常
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