2022年01月06日

2021年の北大合格体験記


2021年はコロナ禍(1年目)での受験、センター試験廃止⇒共通テスト実施初年度での受験という、受験生にとっては落ち着かない状況での受験でした。

そんななか、受験は公平な機会だから、学びに専念しようと常々お伝えし、安心できる環境を作るように努めていた記憶があります。

これを書いているのは、まもなく2022年の共通テスト(第二回)が実施される直前・・・ということで記憶も薄れてきていますが、本年(2022年)の受験の前に、昨年(2021年)の受験を回想しておきたいと思います。

結果からお伝えすると、
北大医学部医学科に進学
北大総合理系に進学
名工大(6年制の創造工学教育課程)に進学
防衛大理系に進学 でした。

今回は、現役(地元公立小⇒K山中⇒静高出身)で北大農学部を目指していた生徒君の紹介をしたいです。
普通の小学生が、中学校で運動部での活動を頑張りつつもジュニカレで学びへの意欲も高め、静高に何とか進学してからも運動部をやりきり、将来は気象に関係する仕事に携わりたいことと北海道大学で学びたいという夢を成就させるために、静高での学びも両立させ、見事に北大に進学し、いま(進学して約1年たってから)も、「北大に進学してよかった!」と公私ともに充実させている彼の経験は、後輩にも役にたつと思います。

以下の写真は、2次試験を終えて静岡に戻った後、感想を聞いたところ、2人して「これは合格間違いないな」とのことで、焼き肉屋さんで麦茶で祝杯をあげたところです。この時点では、ご家族も含めて「おちている・・・・」と思われていたのですが、自分と本人だけは「共通テストの自己採点は低めだったが、2次試験で確実に挽回できている。自己採点をしたところ、おそらく物理は1ミスのほぼ満点。英語もコケてないし、(同じく北大の医学部を受けた生徒は数学はほぼ満点だったくらいeasyだったが)数学は何とかギリギリ耐えた。現役生のなかでは負けてないはず。物理重点であることを考慮すると確実に受かっていると判断しておこう。もしダメなら(私立も後期も出願してないので)浪人するしかない。今夜は祝杯をあげるぞ。背景の窓も既に桜が咲いている。幸先がよいな~♪」という会話をしていた記憶があります。




以下は無事に合格が確定した後に書いてもらったジュニカレ体験記と、合格後に開示された受験情報です。







自分が嬉しいと思ったことは、
普通のスポーツ少年を学びにも導けたこと
ご家族が信じてくれていただいたこと(静高受験の際も含めて、ジュニカレしか通っていない)
良い言葉「受験に運はない」を後輩に残してくれたこと
1年たって帰省し、すぐにジュニカレに寄ってくれ、後輩たちを励ましてくれたこと

以下は、年末最後の授業に、北大に進学した2人が来てくれ、同じく北大に進学を希望する後輩に助言と解説(中3なのにみんなでセンター試験1A2Bを全て解き切った!)をしてくれた。いいことは繋がっていくといいねー。



彼は2021年末に初めて帰省し、正月早々北海道に戻っていきました。また1年後に戻ります~とのことですが、きっとますますいい男になって帰ってくるでしょうね。お互いに頑張っていような!

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北大医学部に進学した生徒君の話は、機会があったらまた~。
他にも、京大くんや、名工大くんや、院試に合格し春から海洋大に進学する若者さん、東京(慶應、上智)進学したあと就職した若者たちからも年末年始の挨拶があった。今春は院を卒業する若者も多いし、医師の国家試験もある。現役のジュニカレ生の受験も近いが、先輩たちに続こう。やればできる。2022年1月6日記
  


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2020年09月29日

2020年の阪大合格体験記・ジュニカレ体験記(2020.3.9)

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今日は秋分の日も過ぎた9月末。ひと月前は残暑きびしい時期だったのに、ようやく秋らしくなってきました。さて、今年(2020年)の阪大工学部に合格した生徒(静高女子)から、「阪大合格体験記・ジュニカレ体験記」を頂いていました。頂いたまま、そのままになっていたのですがジュニカレの後輩のため、またこれからジュニカレにやって来る将来の生徒のために書き起こすことにしました。既にジュニカレは2021年の受験にスイッチしており、自分の記憶のなかでは現高3たちのことで頭がいっぱいではあるけれど、昨年の成功体験を思い返すことも大事・・・と思ったこともあります。


添付写真は主にこの近年のジュニカレの交流の様子をまとめたものです。ほとんど宴席ではないか・・・とびっくりしたのですが、たまたまジュニカレのOBOG(慶應、上智、同志社、理科大、京大、名古屋、阪大、東北、東工大、北海道、筑波、金沢、信州、神戸、静岡などに進学した大学生が写りこんでます)がやって来る時に撮っていたものばかりなので、心配しないでください。ジュニカレでは「一年中ほとんどいつも、お勉強ばっかりやっています。安心してください。」

ジュニカレの授業の様子は自分では撮れないものだけど、いい板書、後輩にも伝えたい板書、良い質問が出た時の板書、この頃では「ジュニカレ数学部」の痕跡、などはスマホで残しています。

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阪大合格体験記・ジュニカレ体験記 2020.3.9 O.M.
~入塾~
 私がジュニカレに入ったのは高3のはじめでした。ジュニカレにいる他の人たちはみな中学時代やそれよりも前からいる人ばかりで、長い間数学の力を積み上げてきたので、こんな私がはいってもいいのかと思ったこともありました。それでも入塾を決めたのは、ほったらかしにし続けていた理系科目に危機感を覚えたのと、それまでの図書館やカフェを転々とする生活を受験までにはなんとかしないといけないと思っていたことが、大きな理由です。〇〇ちゃんに「数学の成績が上がるよ!」と言われ入りたい気持ちが増していきました。

 入ったばかりの頃に先生と面談をして「センターで85%なかったら阪大をうけさせない」と言われ、すごくびびりました。その頃はそんなんとれるわけないって思っていました。
 それから何回か授業をしていって、みんなでじっくり考える授業楽しいなあー数学楽しいなぁ、と毎回の授業が楽しみになっていきました。先生が明るくて面白い方なのもあって、ジュニカレ超楽しい!高3にしてやっと居場所を見つけた!みたいな気分でした。
 しかし、その反面、一緒に授業をする私以外の2人(Tくん、Sくん)との圧倒的な数学力の差を感じて悲しくもなりました。私は解くのが遅いし(これは今もだけど)、はじめの一手も出ないときもあって、一緒に授業するのが嫌になるときもありました。

~3年間の勉強~
 高1のときの私は・・・・・・(略)

 高3になっても、・・・・・・・(略)

 10月頃、だんだん諦めモードになってきて、高3のはじめごろなんとなく模試で書いてB判定をとってしまいそのまま目指してきた阪大も、諦めて横国に変えようかと少し悩んだときもありました。・・・・・・・(略 このあと物理の追い上げの話に)

 ジュニカレでのセンターの勉強はセンター試験の1か月前から始めれればよいと言われていたので、友達からは遅いと言われましたが、12月後半までは重問に力を入れていました。
 実際にセンターの勉強を本格的にやり始めたのは1か月も切った頃だったと思います。地理だけは前からときどき参考書を読んでいましたが、これもさいごまで苦手なままでした。地理は運です。センタープレ模試では8割もとれてなかったのですが、1か月以内で8.5割までのばすことができました。これまで本当に自分が阪大に行けるなんてイメージがもてなかったのですが、入塾当初ありえないなんて思っていた8.5割に届き、あれ、私ほんとに阪大行けるんじゃない??と少し調子にのり始めます。そして、いきなり学部を変えることを思いつき、よりセンターの配点比率が大きい工学部を受けることにしました。工学部について調べているうちに、元の志望の基礎工学部より楽しそうに見えてきてので、やる気がすごく上がりました。

私大はセンター利用で東京理科大と明治大を受けました。センター利用は思った通り2校とも受かりました。

直前期も今までと変わらないメンタルで全く緊張することなく本番を迎えました。同じクラスの子も工学部を受験したので、受験会場は違ったけど毎時間会って安心できました。

こうして振り返ってみると、しっかり力のつく勉強をして伸びたのはたった最後の約4か月間な気がします。この4か月に効率よく勉強できた(1回でたくさん吸収)ことと、無理やりでも「受かる!」って思いこみつづけたこと、ストレスをためすぎなかったこと、落ちついて解くことができたことが合格につながったのではないかと思います!
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5月すぎ、進学後に初めてこの生徒さんからLINEが届きました。内容は阪大入試の得点開示内容でした。


阪大の数学はある意味で京大東大よりも難しく、努力が報われない(実力者でも点が取れない)と恐れられていたのですが、「傾向が急に変わって易化する(標準化する)可能性もある。だから数学を捨てるのは止めておこう。はじめの一手は問題文に隠されている。何を書けば解けたことになるのかを考えよう。少しでも取ってこよう。」こんな話を伝えて追いこんでいました。

幸いにして、運が良かったのだと思うけれど、2020年の阪大数学は(よく訓練した受験生にとっては)簡単に感じるものでした。当日の夜の時点で「めっちゃ易化。解けた!」と報告が来ていたけれど、確かにその通りで、250点の配点のうち200点を取っていました。これは数学苦手・・・というレベルではなく、素晴らしい成果。総合的にも高得点で、上位での合格となりました。努力と対策が報われたといえるでしょう。ジュニカレで学んでくれてありがとうなーー。  


Posted by juniorcollege at 12:47Comments(0)塾の日常

2020年06月23日

2020年の静高合格体験記

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2020年の夏至の日(6/21日曜)は、日本では部分日食の日でもありました。梅雨どきにも関わらず、うまく観測できた方も多かったようですね。ジュニカレでも、授業を終えた16時すぎから17時すぎにかけてピンホールの影だ観測を試みました。あいにく、準備不足と薄曇りに阻まれてしまい、くっきりはっきりとはいきませんでしたが、宇宙のダイナミックさと、人の感情の機微に触れましたー。

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さて、6/22月曜は、梅雨本来というべきでしょうがこの頃にしては朝から寒い雨の日でした。こんな日は、生徒を温かく迎えようと思ってジュニカレに行ってみると・・・。すでに4階には(本来の授業の)中3生徒が来たばかり、窓辺には静高1年男子たちが集って課題に向き合っていましたし、7階にも高3生徒が来ていました。

この日は、中3生徒と高1生徒の交流がすこしありました。その内容と、春からの授業のなかで、中3と高1に関連することを思い返して書いてみます。掲載画像は、今春に静高に進学した生徒から頂いていた感想です。本文の話に関係なく、貼り付けていますー。



今春に静高を受験したのは、ジュニカレの公立中の生徒全員(5名)でした。皆さん、無事に合格し、3月末に来られた生徒君を加えて静高1年6名と、雙葉高1の2名でジュニカレ高1クラスで週に2回学んでいます。今期は火曜夕方17時頃からと、土曜13時頃から授業を行っています。

ジュニカレの5名の生徒の高校受験の点数の開示を聞いてみたところ、190点代~215点までの分布で、面接は2人がAで3人がBでした。春にやってきた新人君は230点ちかく取っていましたから、彼は大したものです。(ジュニカレ生は「合格に不安はなかったが、超高得点で受かる人はいない」と見込んでいましたが、その通りでした。。)

彼ら(現高1)は、中3の7月末まで数学検定2級合格を目標にして高2内容の数学を学んでいました。夏休みに入った8月中は、高校受験の問題(最後の出題の幾何の証明)ばかりやっていました。ちなみに、皆さん数学検定2級は合格しました。

9月に学調が行われ、ようやく「よしこれから半年間受験勉強をするぞ!」と気合を入れましたが、例年のことですが、本気の先の本気・・・になるのは12月になってからです。



受験の感想にもありますが、取り組みのマインドについての話も多くしましたし、受験に関係のない高校数学もたまに触れていました。受験勉強を離れて、整数問題や幾何について解きあい語りあうのは、彼らにとって最高のご褒美でもあり喜びだったようです。僕らは高校受験(3月4日)の合格の先の、進学後の7月末まで見通して学んでいたはずですし、これを全員で共有して、連帯感をもって向き合っていました。この気概は、いまも継続中です。

コロナ禍によって、4月に入学はしたもののきちんと登校したのは6月に入ってからでした。。。この間、ジュニカレの高1は、2次関数の復習ばかりやっていました。生徒にも恵まれていますが、2次関数の問題を通じて、論証、答案の質を高めてきました。彼らの説明のコトバと振る舞いを見ても、かなり良い習熟だと思います。

昨夕の中3生徒たちには、1つ上の学年の行動は自分たちの未来だと思って参考にしてほしいです。静高にギリギリ(十分?)で入学したとしても、すでに高校数学を一通り学んでいる彼らは、いますでに(分野は限定的だが)大学入試の問題で楽しんでいます。自信を深めると、自然に大学進学後の学びに関心をもち、意欲が高まっていきます。いま高1の生徒たちは、たった数か月前の静高受験のことをほとんど忘れていると思う(例年、GWの頃には受験や合格の喜びもおぼろげになり、過去になる)。そして彼らは謙虚に、京大に行きたい、医師になりたい、と少しずつ具体的に伝えてくれるようになりました。もちろん、その夢の成就の過程には困難はあるでしょうが、若者とはいえ十分に立派な人柄と行動を見ていると、「彼らなら叶えるだろうな」と強く予感できます。

昨日の中3生徒に伝えた内容は「全員、静高に進学する。それは心配しないでほしい。いまは高校数学に専念し、高めよう。」というものでした。その理由の一つには、中学時代に超優秀な成績(中3終盤の某模試で全国1番など)だった彼でも、高校数学を何も知らなかったために、高校進学後(正確には進学前の春休み時点から)すぐに苦しみを経験していることです。幸い、この彼は朗らか、聡明、謙虚、社交的であり、結果的に(友人や先生など)人に愛されるのでうまく学びを得ていますが、一般的には容易ではないとも思いました。いろいろな学び方があると思うのだけど、たまたま縁あってジュニカレで学んでいる生徒たちには、静高合格だけではなくその先でも活躍できるように、余裕のある(?)いまのうちにも頑張っておこう、と伝えたい。そうしよう。



とはいうものの、ジュニカレは普通の塾では・・・ないです(きっと)。公立中の生徒で考えると、学校の授業についていくことに不安がなく、学調でもそれなりに得点できる生徒で、かつ本人に学校の学びだけでは飽き足らないという意欲が大きく、謙虚さと積極性の兼ね合いも良く、入塾の際に(既存の生徒とセンセと環境に)うまく受け止められるという巡りあわせの良かった方だけで行っている小さな塾ということです。。私立校では雙葉と静学の生徒さんしかおりませんが、幸いにして過去を振りかえってみても、学年で1番をとる!ということを叶える生徒たちに恵まれたと思います。このくらい特殊な(特別な)環境ではあるけれど、きっと在籍している生徒たちにとってはかなり素晴らしい学び場になっていることと思う。この環境はお互いに学びあい、競い合いうちにますます高まっていくものです。中3生徒たちは、先輩たちのように自由に学んでほしいし、高1たちもますます飛躍していこう。

さて、今春の合格発表の直後に、「もし書いてくれるなら、すぐ書いてほしい。来週には気分が一新されていて、合格のことなんて過去になり、新生活にしか関心がなくなる。ぜひ、よろしく。」と伝えていました。頂いてはいたものの、少し寝かしてから読もうと思い、実はさっき初めて読んだ!!

書いてくれたみんなありがとう。役にたってて嬉しいよ~。きっとこれからもっと楽しくなるはずだ。こちらこそよろしく。


何度かに分けて書き足しています。推敲なしの乱文ですが、このままゴーです。  


Posted by juniorcollege at 16:21Comments(0)塾の日常

2020年06月09日

2020年春のコロナ禍とオンライン授業とリアル授業(メモ)。

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前回の更新は3月末。すこし思い返してみます。
3月1日からほとんどの学校が休校になりました。中3受験生以外は春休みが前倒しになったことと同じでしたが、中3受験生にとっては「公立高校入試(3/4)の直前に学校がお休みになり、最後の最後で生活のペースが崩されてしまった・・・」ことでしょう。それでも受験生たちはうまく受験を乗り越えてくれました。

高校受験、大学受験の結果が出て(次の記事で紹介)、4月1日から新生活!と思ったのですが、2週間程度の休校要請があり、その終盤に全国に発令された緊急事態宣言により休校は継続され、ジュニカレも発令後の4月20日(月)の授業からZOOMでのオンライン授業に変更しました。

GW期間中は例年通りにGW休暇をいただき、昨12月からの受験シーズン~受験~進路決定~新年度準備~新年度開始までの気持ちをリフレッシュできました。

GWを明けてからも当初は「5月31日まで緊急事態宣言は継続」とのことでしたが、全国的な自粛の効果もあって早めに解除されることとなり、5月25日(月)から学校が再開されました。とはいうものの、1時間程度の登校、午前だけ登校と徐々に復帰されていました。授業時間が10分程度短くなっているようですが、通常日課で再開されたのは6月1日(月)でした。この授業時間短縮は7月末まで継続される(?)ようです。また、ジュニカレのオンライン授業は6月3日(水)の中2クラスの授業まで行われることとなりました。

1か月半近くに及ぶオンライン授業は、開始した当初から好感触でした。理由は、
①リアル授業で既に信頼関係があり、オンライン授業の際も普段通りに接することができた。もし、知らない人と「はじめまして」の状況から開始した場合は、習熟・性格が把握できずに困難があったはずです。

②生徒の意欲に救われました。休校期間が3か月、それも当初は「いつまで続くのか不明」という暗雲のなか始まったのですが、生徒たちの学習意欲は普段よりも良好でした。これは休校期間中ずっと継続して不安を抱えていたのですが、うまく乗り越えてくれたと思います。小さな関与かと思いますが、ジュニカレでは普段よりも機会を設けるように心がけていました。(本来は)登校時間中である午前8時半から夕方5時ころまでは、いつでもオンライン上で質問に応えられる準備をしておりました。また、この機会に各学年にジュニカレLINEグループを作り、課題の送付、質問の受付と回答、事務連絡などと共有できるようにしました。当初は「これまで通りメールでやればいい。生徒とLINEをするのはイヤだ」と抵抗感もあったのですが、いまでは「こんなに機能するなんて・・・」と手放せないツールです。

③オンライン授業を行うソフト(ZOOMを採用)が優秀だった。ジュニカレの授業は、1対多数の形式だけではなく、統制のあるなかでの自由な発言や会話(教えあい)が特徴だと思います。この特徴を活かし、補完する機能として有効だったと思う順に書くと、
 1.遅延・通話品質にはほとんど悩まされなかった。きっとこれからさらに改善されるでしょうから、たまにあった遅延などは我慢できます。
 2.これはソフトではないですが、書画カメラが優秀だった。ジュニカレのオンライン授業では、カメラが2つあり、1つはこちらの上半身が写るもの、もう1つはこちらの手元を真上から撮っているものです。ホワイトボードなどに板書しているものを写すよりも、手書きノート(タッチペンとパッドも試しましたが、紙とペンとカメラが優位でした)を写すほうが、筆跡の生々しさと見やすさ(生徒の端末にこちらの手元だけが大きくはっきり写る)の2点で勝りました。
 3.ZOOMでは画面の切り替えが容易で、見せたい(共有したい)画面を簡単に見せられる。生徒全員に話しかけるときは上半身のカメラで、数式や図を描きながら解説するときは手元だけのカメラで、PC内の数式ソフト、グラフソフトを見せたいときはそれらを適宜共有(生徒の端末に写す)、生徒に描かせたいときは「ホワイトボード」という機能を用いて、あたかも1枚の紙に、皆で自由に書き込みながら作業する(具体的にはグラフの概形を描画してもらう。アイデアを図で紹介してもらう。)というように、ZOOM上で4つの画面をうまく切り替えて授業を行いました。
 4.これらをさらに補完するツールとして、ZOOMのチャット機能とLINEも活用しました。たとえば問題へのタイムトライアルとして、皆で一斉に解き、解けた時間を測るという際には、スマホのストップウォッチを書画カメラで共有し、解けたらマイク越しの発声やチャットで解けたことを確認し、オンライン越しでも競争している感覚を体験できました。在宅学習では競争することが難しいので、たまのレクレーションとしても機能しました。また、授業のはじめに質問を回収する際、チャット機能を用いて回収すれば時間短縮と明瞭さの点で有効でした。
 5.オンライン上(ZOOM上)でも別室(別の教室、別のミーティングテーブル)がある。ジュニカレのリアル授業の際でも、習熟に差が出たとき、または生徒の良いアイデアがあったとき、個別(~数名)だけに解説をしたいとき、主の部屋と別の部屋があるというのは便利でした。具体的な活用例は60分のテストをオンライン上で行っているとき、手が詰まってしまった生徒がいた場合、この生徒だけを別室に呼び出して(実際にはチャットで「これから*番の問題のヒントを出し、解説します。手詰まりの生徒がいたら別室に来てね。」のように送っておきます)数名に解説を行い、「なるほど分かった!」となれば、その都度元の部屋に戻ってテストを継続します。この利点は元の部屋で解説をすると全員に解説をしてしまうことになり、気が散る生徒もいるはず。別室で解説をすれば見聞きすることができませんから、集中は保たれ、どの生徒にも有益な時間を過ごすことができます。

④定時に始めることができる。例えば、9時開始の授業ですと、8時50分にLINEで参加者にIDとパスを送り、9時ちょうどに開始できました。休校期間は時間が自由に使えすぎることから、(時間には大らかな自分でしたが)定刻にきっちり始まるということも生活のリズムを整えるために必要だ・・と思って努めました。。1か月半のオンライン授業では定刻に始めることが出来たと思えます。

⑤ほかの学年の授業に参加できる。意欲的かつ習熟の良い生徒には上級生のクラスへの参加を提案していました。ジュニカレでは日ごろから同学年だけにとどまらない交流を期待していますが、オンライン上だとさらに容易に行えると思いました。

以上①②③④⑤の理由から、オンライン授業の利点を記憶をさかのぼって書いてみました。またいつか行われるかもしれないオンライン授業の参考にしよう。

しかし、しかし、しかし、5月末に休校期間を終えて学校が再開される頃、「ジュニカレはオンラインで良いのか?」「ジュニカレのリアル授業の価値は?」と自問する日が続きました。


そして、そして、そして6月4日(木)の夕方に1か月半ぶりに再開する高3生徒たちのリアル授業を迎えるのです。生徒が集まる2時間前からジュニカレに赴き、心鎮めるために部屋の掃き掃除と拭き掃除を行い、日中の気温が暑い中やってくる生徒のためエアコンを効かせて、念のための換気も行いながら待っていました。少しの不安もあったかと思います。

16時の授業開始早々、ふとしたことで「うん、オンライン授業いいと思っていたけれど、リアル授業のほうがずいぶん良いんだな。ひと月以上オンラインやっていると、それに慣れてきたこともあって、利点ばかり目が向いていたけれど、ちがった。目の前に生徒がいると10秒もあれば気付くし、見逃さずに指摘して改善できる。」こんな発声をすることになっていました。

授業を終えたころには、「(リアル授業再開への)不安もあったが杞憂だった。ジュニカレはここに集まることにも価値があるんだな。」と皆に告げ、受験勉強の継続を誓ったのでした。

これに付随して、今年東北大に進学した生徒君が言っていたコトバが思い返られました。「先生は見てないようで見てる。俺が変なことしてる(数学の問題を解くにあたっての見通しのよくない操作)と、すぐ気づいて言ってくる。上からさーーって眺めただけなのに。」と。回想なので完全には正確ではないですが、彼の普段の口ぶりを思い返すと、うまく復元できていると思う。

オンライン授業をさらに機能させるために期待することは
①通信環境の向上(5Gが普及すれば解消する・・・はず)
②生徒の手元を写す書画カメラの普及(スマホ台を作れば売れると思うんだけどな!段ボールや本でも作れそうだが、剛性を考えるとやっぱり金属か強めのプラスチック。・・・ここまで書いてググったら既に商品がいくつかあった、ジュニカレの生徒の皆さん、ぜひ。)
③ZOOMは大人数で参加可能だが、瞬間瞬間では1人しか発言できない。これが数名でも発言できるようになるとリアル感が増すはず(5Gと、混線状態をクリアにする策と、各ボリュームを整合する策などが要ると思う。エンジニアさんに期待してます!)

まとめ

というわけで、オンラインの利点も多数感じられたが、リアル授業に軍配が上がる。これからのジュニカレでは、普段はリアル授業。天候不順や長期休暇の補講、日ごろの質問応答はオンライン授業を活用していきたい。

コロナは禍でしかなかったが、生活や学び方を考え直す契機になりました。将来ある生徒のために、ジュニカレができることを考えていきます。ジュニカレほんだ  


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2020年03月29日

3月はジュニカレOBOGとの交流

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3月の上旬を思いかえすと、「国立前期を終えけれど合格発表はまだ」で、「公立高校受験も終えたばかり」で、まだまだ期待と不安の時期でした。今年は新型コロナに伴う休校措置もあって、ジュニカレの日常も変則的でした。

休校措置中の2週間は、常時換気&マスク着用&体調の良い生徒だけで午前9時から授業を行っていました。また、例年OBOGが大学の春休み期間の帰省の際に来てくれているのですが、今年は大学入試を終えた受験生たちの感想戦を、後輩君たちと共に行うことにしました。今回は、そんな3月の出来事の一部をご紹介します。

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3月上旬の某日(初日)は「阪大、東工大、東北大(2名)」を受験した4名に来ていただき、各大学の受験問題をすべて配布し、その中から後輩への教育効果の大きそうな問題を抜粋して解説しました。解説は受験した生徒がホワイトボードに答案を再現し、その他の受験生(3名)と新高3と、新高2、新高1、新中3の意欲的な生徒たちに向けて解説を行いました。



その際に大事にしたことは、「現場で何を悩んだのか、どう乗り切ったのか、そのときの精神・キモチは?」という体験談を語ってもらうことでした。また「模範的な回答ではなく、(多少おぼつかなくとも)実際に書いた答案を紹介してもらう」ということでした。

訓練された受験生たちであっても、たとえ今回が易化であったとしても、時間制限と多少の緊張があるなかで、最大限の得点を得るためにどのような思考と行動をしたのかを後輩に伝えてほしかったからです。実際、東北大、東工大の答案を紹介するなかで、「この後の式変形では、ごり押しで行くのか、回避するのかの判断。もし、別の方策を取っていたらどうなったか」など有意義な議論が交わされました。

この時点では受験した4名の合否は分かっておらず、不安もあったかと思うのですが、どうやら当人たちは「当日の出来からして合格している」と3人は思っていたようでした。うーん、改めて感心したよ。(現に2人の生徒からの受験当日夜に「手ごたえ的には合格してそう」「数学めちゃめちゃ簡単でした!すっごい易化でした」メールが来ていました。)



また、感心するのは意欲的な新中3たち(つまりまだ中2なのに!)。学校の成績も十分に備えているだけではなく、ジュニカレで高校2年の数学を学び中。本物の受験生たちの確率、整数、幾何、図形と方程式の分野であれば自分の問題として取り組んでいました。俺はそんなみんなが大好きだ。

さて、後日のことですが、彼ら彼女ら4名は全員志望大学に合格していました!♪。



阪大は特に易化傾向でしたが、事前の読みでは「実力者であっても手が出ない⇒みんな点が取れないので数学では差がつかない⇒数学すててもいい(極論だが)」と言われるくらい、阪大の数学は(東大京大より)難しいと(この近年は)されていました。この傾向が続くと予感して受験対策をしていましたが、「数学を捨てるのはダメ」「どんなに難しくても突破口は必ずある」「自分か理解していることを答案(コトバ)に出来るように訓練しよう。」として阪大数学に取り組んでいました。あまり深追いしてはいけないものの、対策は悪くないと感触を得ていました。が、実際には超易化。数学を捨てていた人は今年は縁がなかったのだと予想されます。今年は数学で解きまくらなくてはいけませんでした。補足ですが「易化」というのは阪大受験を考えている生徒から見ての「易化」であって、どの問題も一般的(といっても自分はジュニカレの生徒しか知りませんが)にはどれも難問と言っていいと思います。ジュニカレの新高3、新高2たちはこれが「簡単」と思えるくらいに早めになっておこうな!

東北大に関しては、近年の傾向からして「高得点の戦いになる」と予想して訓練をしていました。つまり、一つ一つしっかり解答していき、結果的には満点になっているように調整をしました。この感じは、受験数学を学ぶ同級生同士であっても、阪大受験生と東北受験生では全く異なる調整をしていました。時期的には11月からは別の課題をさせていたように感じます。詳しくは新高3、新高2の授業のなかで、生徒の志望大学別に助言をしていきますね。

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3月上旬の某日(上記の翌日のこと)。ジュニカレに高1から在籍し、雙葉高から北海道大学に現役で進学し、今春に北大の大学院を卒業するOGさんに「修士(大学院のこと)の卒業発表」を、それも英語版でやってもらうことになりました。弟君たちもジュニカレに在籍している(していた)こともあり、たまに交流があったこと、帰省していたことなどの縁もあり、本人もノリノリだったのでお願いしました。これも都合と意欲など巡り合わせによるものなのですが、たまたま参加した女子学生たちにとってはとても有意義な交流となっていきました。


まず、15分の英語での発表ですが、冒頭から最後の挨拶まですべて英語です(当たり前か)。そして質疑応答をどうするか・・・と数秒考えたのですが、英語のままジュニカレの生徒に行ってもらうことにしました。記憶が確かであれば、新中3の二人、新高2の二人は英語で質問をしていたように覚えています。新中3君はたどたどしくも、じっくりと質問し、不足があれば付け加えて議論を試みていました。新高2さんは得意(?)の英語を活かして臆することなく質問をしていました。なんにしても「度胸」がついた、という点でとても有意義だったな。きっと、たぶん、英語は度胸だ。そんな気がした。


その後は、男子君たちは前日の阪大、東北大の受験問題の解きなおし。女子たちは大学院生さんを囲んでの女子会を開いてもらいました。聞こえてくる笑い声、将来の夢を打ちあけて助言をもらう様子、「かっこよかったです!」と憧れと羨望のコトバをかけ、自分もそうなりたい!と語る表情を見るにつけ、今年のジュニカレ交流会も、きっと参加者それぞれに何か役にたったはずだ、と思えることが出来ました。



(ちなみに昨年は静岡大学でも教鞭を取られており、またジュニカレの生徒君のお母さまでもいらっしゃる先生にお越しいただき、宇宙物理学について講座をひらいていただきました!♪ジュニカレでは不定期ですが、このような特別講座を開いています。もちろん、これからも行います。ぜひお楽しみに!)

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今期の受験の回想は、またブログに書きたいな、と思っています。  


Posted by juniorcollege at 23:11Comments(0)塾の日常

2020年03月16日

2020年春、ご家族の声(現中学生)

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実は、1月末に生徒のご家族からメッセージを頂いておりました。
新規の生徒さんを迎えるにあたり、ご参考になると思い、お二方ご紹介いたします。

◇お一人目(メールからの引用です)
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本田先生

いつも大変お世話になっております。

毎回、今日も頑張った~!という表情で
塾から帰る娘にとても嬉しくなります。
ありがとうございます。
家で高2の数学を黙々と勉強している姿に、とても驚いています。
現在の中2の数学もしっかりできているようですし、
学校の図形の授業の中で、
(テーマを忘れてしまいましたが)
どう考えるかという理論の話になった時も、
一人手を挙げて説明できたと聞きました。
まだこれから高校受験がありますが、
その先、高校に進んでからのハードスケジュールにも
臆することなく取り組んで行けるかも、と頼もしくなります。

授業の合間にあった楽しい一場面を娘から聞くのも楽しみにしています(^^)
中学に入り、同学年の仲間が増え、
最初は緊張でぎこちなかった雰囲気が
毎回、先生のちょっとした愉しいお声かけのお陰で
とても明るくて良い雰囲気になっている事も嬉しく聞いています。

私共は現状でも十分満足しているのですが、
娘が自分よりずっと優秀なお友達に刺激を受けているのか、
自分もああなりたい、と思っているようで、
以前より、学習面に対し一段上がった欲が出てきたように思い、
驚くと同時にそんな良いお友達にも感謝しております。

頼もしい数学力と良い環境を、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


◇お二人目(お手紙からの書き起こし)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本田先生、いつもうちの子供がお世話になっています。普段から、子供がジュニカレに入って良かったなと思うことは多々ありますが、今日は、ジュニカレに入った理由と、ジュニカレの良いと思うところをお伝えしたいと思います。
1.ジュニカレに入った理由
 小学校の時は中学受験のために他塾に通っていましたが、中学に入ったら数学では先取り学習をさせたいと思い塾を探していました。インターネットで色々と調べたりする中、先取り学習ができて、親しみが持てそうな、ジュニカレの体験授業に子供と一緒に足を運んでみることにしました。
 体験授業を見た最初の印象は、一方的に教えられるというより生徒と一緒に考えながら問題を解いていくというスタイルで、質問や発言の機会があり、これからどんどん難しい問題をやっていくだろうけれど、主体的に考えながら楽しく勉強ができるんじゃないか、というものでした。
 子供も「楽しかった」と言っていたため、何度かの体験授業を経て、子供と話し合い、ジュニカレに入塾させていただくことに決めました。
 最近でも、子供から授業の様子を聞くと、あの頃の印象通り主体的に考えて前向きに学習に取り組めていると感じます。ジュニカレに決めてよかったと思っています。

2.ジュニカレの良いと思うところ
(1)優秀な他の生徒と一緒に切磋琢磨できること
 中学生に高校のカリキュラムを勉強するというのは、教えてくださる先生も大変だと思いますが、子供もとても大変だと思います。そんな中、他の生徒さんと一緒に挑戦したり、競い合ったりすることがすごくモチベーションにつながっているようです。
(2)子供に「居場所」を提供していただけていること
 自習をしたり、他の学年の授業を見させていただいたり、授業がない日も通わせていただいているようで、居心地が良いのかなと思っています。難しい年年頃だし、家と学校以外にいつでも行ける居場所があることは有難いことだと思います。
(3)勉強に自信が持てていること
 普段から進んだ内容の授業を受けていることで、数学に対して自信が持てているようです。学校の授業でも議論を引っ張っていくような役割をしていると担任の先生から聞いています。家でも時々勉強している内容について話してくれますが、すごく楽しそうに喋っています。
 大人しいところがあるので、小学校の頃は色々と心配に思うこともありましたが、勉強に自信が持てていることが全体的な活力につながっているようでもあり、最近は安心して様子を見ていることができます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お一人は小学生の頃から、もうひと方は中学生になる頃からジュニカレに在籍しており、それぞれのお母さまとお父さまからメッセージを頂戴いたしました。

ありがたく拝読しました。

ジュニカレの意義、やるべきこと、やっていることをご理解いただけていることに、大変に嬉しく思いました。この嬉しい気持ちは、指導する際の大きな活力になります。なお一層がんばります。ありがとう御座いました!ジュニカレほんだ

  


Posted by juniorcollege at 09:15Comments(0)塾の日常

2020年03月03日

2020年度の生徒募集と今年度(2019年度)の歩み

1年ぶりのこんにちは。日頃はツイッターで更新を行っております。2020年春からのご案内(生徒募集)も兼ねて更新しておきます。

日ごろの更新は毎日ツイッタージュニカレツイッターでやっております。
Twitterの過去ログはこちら

新規に開講するクラスは新小5クラスです。4月開講です。
その他のクラス(現小5~高2)は、既存クラスからの進級します。

現クラスの曜日と時間をご案内します。
このまま進級しますが、曜日変更があるクラスがあります。
現小6(新中1)クラスは4月中旬頃に変更予定です。伴って変更があるクラスもあります。

月曜夕方  現中2の部活生徒(新年度は変更)
  19時  現公立中3
火曜夕方  現雙葉中3(3/3まで、3/8以降は月曜19時の中3クラスに合流)
  19時  現静高2年理系準拠クラス(雙葉、静学生も在籍)
水曜18時半 現中1(雙葉中が部活停止期間は17時から開始)
木曜    現高3でした
金曜    現静高1準拠クラス(雙葉、東高、静学生も在籍)
土曜    午前10時現小5  午後12時半現中2(新年度は変更予定)  15時(部活時は17時)現高2
日曜    午前10時現小6(新年度は変更)  午後現高3でした  午後現高1

生徒募集は各学年で随時行っております。

入塾までの流れ
1.メールでお問合せ(infoアットマークjunicale.com)
2.ご面談または体験授業・ご見学の日時を決定
3.体験授業を数回(お代は頂きません)
その後、お互いの合意を経て入塾に
(入塾基準は2点のみでして、「本人の意欲」「環境を保てる方」です。
成績は考慮していませんが、年度途中の場合は合流できる最低限の学びは求めたいです。)

まずはお気軽にメールでお問合せ頂きたいです。
直接ジュニカレ4階に来られる方もいらっしゃいますが、構いません!
ですが、初回のお問合せのお電話にはほぼ承れておりません。
(生徒さんのご家庭と、日頃の連絡に電話を使うことはもちろんあります!携帯電話番号をお伝えします。)


この1年間の歩み・進捗を振り返ってみます。
現小5(新小6)2019年初夏に開講し、少人数で割合(割合の基本、売買損益、食塩水)を獲得しました。いまは速さ(平均の速さ、出会い、グラフの読み取り、速さのつるかめ)の応用問題を演習中です。秋に生徒が増え、現在は6名で学んでおります。明るく朗らかなクラス(学びの際の質疑の際に元気がいいのは好感です)に感じますが、経験的に「徐々に落ち着いてくる」という予感どおり、身心の発達とともに集中する時間が増えてきました。ググっと集中したときは大人顔負けのときもありますので、こういう意欲と集中力を伸ばしていきたいと思っています。生徒たちの声とご家族からの感想をお聞きしたものを抜粋して簡潔に紹介しますと、「たのしい」「算数が好きになった」「算数が得意になった」「こんな難しい問題は他ではやらない(←ほんとか?普通だと思ってるぞ!)」「宿題が難しい」「説明が分かりやすい」といったものです。こちらから見ていても、とにかく楽しそうに学んでいますので、嬉しいです。この時期に大切なことは「ベンキョウを嫌いにさせない」「褒める」「異変(理解不足など)に注視する」だと思っています。

現小6(新中1)中学受験の時期を経て、ずいぶんと成長があったことでしょう。ジュニカレでは中学受験をするしないに関わらず、受験向けの算数教材(四谷大塚がメイン)を用いて、学習方法の定着、意欲の向上を目標にして授業を行っております。いまは新規に加わった有望な生徒たちとともに、中学数学の内容を学んでいます。ジュニカレの学習は、下記にあります上級生の歩みにありますように、進度がとても速いです。ですが、中1の夏頃までは、ゆーっくりと着実に堅実に数学の基本となる数式処理(正負の数、文字の導入、平方根、方程式、因数分解など)を習得していきます。その後、進度を上げて三平方の定理、関数(比例反比例、一次関数、二次関数)を学び、1年後(中2に進学する頃)には部分的ではありますが高校数学に触れていることと思います。また、学校の成績では公立中では1番、雙葉中でも1番(1年時は順番は出ませんが)を目標に学んでいきます。明るく堅実なクラスに感じていますが、さらなる意欲の向上を促していきたいですし、数学に自信がもてるよう成果を上げさせたいと思っています。(中1に関しては、公立中、雙葉中ともに試験期間前にはジュニカレの学びを止めて、そちらへの対策を助言します。)

現中1(新中2)中学に進学してからの第一の目標は「1年後に成績上位にいる」というものでした。附属中、雙葉中でも、数学で高得点を取るなどおおむね満足しています。また、生徒全員がそれぞれに意欲的であることも好感ですし、嬉しいです。中学進学後の一年間の歩みとしては成功だったと感想をもっています。これからは、学校の成績を保ちながら、ジュニカレでは高校数学を進めていきます。数学という教科は一つですが、種目として「学校の数学」「ジュニカレでの高校数学」の2種目あると思って頂きたいです。どちらも高いレベルで習得できるように努めましょう。また、この2種目ですが、ときに融合することもあるでしょうし、学びが進んでいくと負担なく数学を受け止められるようになると思います(先輩たちがそうであるように)。さて現在の学びは関数の序盤(ちょうど雙葉の試験範囲にも入っていました)で、比例反比例、一次関数を学んでいます。今月(3月)のうちに2次関数に入ることが出来ますが、それもこれまで(秋冬)に因数分解、無理数(ルート2など)、2次方程式の解法、三平方の定理などを獲得していたからです。そして今年の7月中旬までには、高校1年生の内容(数学ⅠA)の基本をすべて終えて、数学検定準二級にも全員で合格することになるでしょう。あと4か月ほどですが、残る分野はそれほど多くはありません。先輩たちが毎年獲得してきた内容ですから、希望をもって頑張りましょう。とても期待しています。

現中2(新中3)このクラスは昨年(2019年中2の7月)時点で、高校1年生の数学を習得し、その後は本物の静高1年生が学校で学んでいた図形と方程式をともに学び、困難の末に11月末に全員が習得し(習得した生徒たちだけが残り・・・)、12月から三角関数に入り、公立中生は1月上旬の学力調査の対策も並行しながら充実した時期を過ごし、いまは指数対数関数を習得し、3月から微分積分(と三角指数対数関数のテスト)に入るところです。コトバで書くとサラーッとしてますが、この期間(秋冬)に3人の生徒さんが在籍が困難になり、また意欲的な生徒さんが3人やってまいりました。学校での成績を保つだけではこのクラスでの学習に付いていくことは厳しく、本人自身が意欲をもって(数学が好き、いまのうちに高校数学を、などなど)取り組んだ生徒だけが在籍しています。またこの時期に新人さんを迎えることは困難かと躊躇したのですが、それぞれの生徒さんの意欲と学習の歩みを見させていただいたところ、合流が可能とのことで入塾に至りました。この際、現ジュニカレ生たちが新人さんたちの意欲を汲み取り、歓迎したことも判断の理由のひとつです。このクラスは10名の生徒が在籍していますが、学業の成績はもちろんですが、とにかく良いクラスです。これから微分積分(3月に追い込み)、ベクトル、数列を学び、7月の数学検定2級(高2程度)の合格を経て、9月から2月までの半年間だけは静高受験(中学内容)に向き合います。また、高2内容を学習しながらも、1つ上の学年(新静高1年)が学校で受けてくる授業内容、テスト内容も見せてもらいながら、高1内容の復習(予習?)も行います。このクラスも有望ですので、3年後に彼ら彼女らの希望を叶えられるよう、先輩の足跡を逆算して、彼らに合った内容を提案していきます。

現中3(新高1)昨年の7月に、高校2年生の基礎的な内容までを習得しました。その後、公立中生徒は静高受験に、雙葉の生徒は学校での高校内容(ゆっくりではありますが、場合の数・確率、整数などを終えています)に分かれて学んでいました。幸いにして、全員の進捗はよく、無事に静高受験まで来ることが出来ましたし、雙葉の生徒も中学3年間を優秀な成績で終えることが出来そうです。今後の予定ですが、高校入試を終えますと(3/5)、合否を待たずに高校数学の授業を再開します。この授業から雙葉生も合流して学んでいきます。次の目標は、「7月の前期末試験を無事に終える」です。そこで全員で無事に高校に進学したことを祝いましょう(!♪)。これからの歩みは、2次関数、場合の数と確率です。教科も増えますし、まわりも実力者ばかりですから、それほど簡単なことではありません。先輩の歩みを参考にして、良い夏を目指そう!!!

現高1(新高2)

現高2(新高3)

現高3(大学生に)国立前期試験の発表がまだですが、私立大の合格は理科大×2、明治大、慶應義塾大、などです。


(3/3 10時半 現中3まで書いた。また後で書き足す。)
  


Posted by juniorcollege at 10:41Comments(0)案内

2019年02月08日

2019年度の募集(特に中1)について

こんにちは。日頃はツイッターで更新を行っているのですが、2019年春からのご案内(生徒募集)も兼ねて更新しておきます。

日ごろの更新は毎日ツイッタージュニカレツイッターでやっております。
Twitterの過去ログはこちら

新中1生徒の募集・体験授業の時期がやってまいりました。すでに2月1日(金)、8日(金)の夕方5時から7時で行いました。お蔭さまで、新規にお問合せの方にもジュニカレの授業を体験して頂き、嬉しく思っております。今後もしばらくは体験授業の方が来られると思います。お気軽にお申し付けください~。

(※新中1クラスはおそらくきっと、4月から授業時間が変わります。4月時点の生徒さんの都合を考慮して決めます。)

現ジュニカレ生にも、新規にお問合せの方にも、現中1(新中2)クラス(土曜12時半過ぎ~15時)のご見学を提案しております。これは、いまから1年前に開講されたクラスが、1年たってどのようなクラスになったのか、どんな進捗なのかをご覧になって頂き、1年後の予測に役立てていただきたいと思うからです。ジュニカレの授業の様子、生徒さんの振る舞いなどもご参考になるかと思います。

以下は1月上旬に県下の公立中学校(中1中2)で一斉に行われた共通テストの結果を教えて頂く際に、「ジュニカレで1年すごしてみての感想を」とお願いして頂いたコメントです。どれも小さなメモ用紙に頂きました。

読みとって、ここに記します。公立生徒で9人と私立の生徒2名の男女がおりますが全て”さん”づけで書いてあります。

Aさん
・質問しやすいところがいいです。授業のはじめのところで質問できるので、また質問か所を中心に授業が進むので。
・授業の進み方がすごく速いので、スリルがある、というか他の人より進んでいる感じがうれしいし楽しいです。クラス全員で進んでいるところもいいです。置いてけぼりでないところです。
・無駄話が多いですが、それも楽しいのでいいです。メリハリがつくので。

Bさん
ジュニカレで分からないところを聞くと、いつも自分にあった説明で解説してくれるので分かりやすい!また、学校の勉強でも分からないところも教えてくれるからいい。だから、学校でも自信をもって取り組める!毎週の土曜日の授業が楽しみ。学調でも230点ごえしたのも、先生のおかげだと思う。少しふざけた授業がすご~く面白い(笑)。

Cさん
発展した考え方が身につく。目標が良いプレッシャーになる。少しずつ全体の緊張感がほぐれてきているように感じる(補足←良い意味だそうです)。

Dさん
ずっと真面目にやらずにたまにジョークとかをはさむのが楽しい。おもしろい。

Eさん
・先のことを学べる。
・頭が良い人がたくさんいて刺激になる。
・冗談や雑談が面白い。
・質問がしやすい。
・納得するまで解説してくれる。

Fさん
・分からないことを、すぐに質問できるところ。
・他の人の考え方が聞けるところ。
・今の学年ではなく、もっと進んだ課題を解けること。

Gさん
・毎回、言葉が分かりやすい(解くうえで必要なことを言ってもらえる)。
例)・素朴なギモンを大切に、・図に全てをおとす、・状況を理解する。
・ぐんぐん前にいく。
・目のつけどころを言ってもらえる。例)「相似であることに気づく」(といいよ)
・略(←良いことでしたが)

Hさん
話が脱線していた時、その話の知識をたくさん教えてもらえるところ。授業がスピーディで良いと思う。声がきこえやすい。かっこいい。

Iさん
・問題(を解く際)の近道を教えてくれる。
・解き方の長所と短所が分かる。
・新しい問題の解き方を分かりやすく説明してくれる。
・印象が残りやすい。

Jさん
いろいろな教科ができる。いろいろなおもしろいトークがでてくる。

Kさん
自習スペースがあるのでテスト勉強などにも有効に使えるのでとても便利。先生にもすぐに質問できるので学校の問題は分からないところがない状態なので、これからもジュニカレで頑張っていこうと思う。あと、先生が天然っぽい性格なので、授業も楽しく学べて良いと思う。次の学年の内容も学べるので良い。

━━
以上をうけて僕の感想です。

なんか、嬉しいな。こんな風に思ってて、こんな風に書いてくれるとは思わなかった。とは言いつつ、うまく導けていると思います。愉しく学んでくれてありがとうな。さらに上を目指そう。これからもよろしくな!ほんだ  


Posted by juniorcollege at 22:55Comments(0)案内

2018年06月30日

2018年6月末、数年ぶりに更新。

こんにちは。日頃はツイッターで更新を行っているのですが、2018年7月からのご案内も兼ねて更新しておきます。

日ごろの更新は毎日ツイッタージュニカレツイッターでやっております。
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するがセンタービルの数学塾として、お蔭さまで13年目に入っております。「数学塾ジュニカレ」を開講してからは15年は経っているでしょう。

回想から入ると長くなりますので、今年度(2018年4月~)の授業日程と内容(6月時点)をお伝えいたします。

また、明日7月1日(日)午前10時から、小学5年生の生徒さん4名で「小5クラス」を開講いたします。受験の頃からお問い合わせを賜り、4月からメールでやりとりを行い、GWから約2ヶ月間の体験授業を経て、無事に開講に至りました。ご関心を賜りました皆さま、心より御礼申し上げます。愉しく学んでまいりましょう!

月曜
17時~中1(土曜に参加できない生徒の為の補講):中1~中3の計算を終えて、方程式の文章問題
19時~ 中2:中学の内容を終えて、高校1年生の基礎的内容を全て終えています。7月末に数学検定準二級を受験します。

火曜
17時~ 雙葉高1:静高1年クラスに繋がる時間でもあり、高1を主にして個別の質問に応えています。
19時~ 静高1 :静高準拠です。

水曜
17時~ 雙葉高3:(静高3年クラスに繋がる時間でもあり、高3を主にして個別の質問に応えています。
19時~ 静高3年理系:医大、難関大を目指しています。

木曜
17時~ 静高文系2年:静高2年文系に準拠しています。
19時~ 静高理系2年:静高2年理系に準拠しています。高3内容も先取りしています。

金曜
17時~ 小6:中学受験を想定して授業を行っていますが、中学進学後にも使える力を養いたいと思っております。
19時~ 中3:中1~中3、高1を終えて、7月末に数学検定二級(高2全体の基礎レベル)を受験します。8月から受験勉強・・。

土曜
12時半~中1(こちらが本来のクラス、参加できない生徒は翌月曜17時に):中1~中3の計算を終えて、方程式の文章問題
14時半~静高3理系補講:授業も行いますが、時間を活かして演習をしたり、個別の質問に応えたりしています。
18時頃~静高1年補講:同上

日曜
10時~ 小5:四谷大塚の小5テキストを参考にして授業を行っていきます。算数を通じて、先々まで使える考える力を養います。
13時~ 静高2年の文系と理系:文系は静高準拠、理系は高3クラスの内容など先々を学びます。

生徒さん(とご家族)には個人用メールアドレス、携帯電話をお伝えしており、レスポンス良く応対できるように心掛けております。お問い合わせの際までは、お手数ですが、お問い合わせ用のメールアドレスにお願いいたします。(ご不便をおかけして申し訳ございませんが、ご理解を賜りまして有り難く思っております。)  


Posted by juniorcollege at 19:58Comments(0)案内

2016年07月19日

2016年春、進路とジュニカレ体験記。

日ごろの更新は毎日ツイッタージュニカレツイッターでやっております。
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全員の進路(合格ではなく進学先)
◆大学受験◆
名古屋大学医学部
金沢大学工学部
信州大学農学部
静岡大学工学部(後期日程)
静岡県立大学看護学部
慶應大学
上智大学
同志社大学生命医科学部
(酒造に携わる)専門学校
浪人:京大工学部に雪辱を
浪人:東北大工学部に雪辱を

◆高校受験(全員合格)◆
静岡高校

◆中学受験(全員合格)◆
静大附属中(受験者は全員合格)
静岡雙葉中
(受験のない一般の)公立中学校




───
もう7月下旬、前回の更新が3月下旬ですから4か月間もそのままになっていました。
すでに新年度の前期を無事に終え、新中1も受験後に気を抜くこともなく、毎週毎週を意欲的に過ごしています。静高に合格した生徒たちも晴れて静高に慣れたかな、と。よく頑張ってきましたね。まだまだ満足はいかないでしょうが、労いたいです。

今週からは夏休み期間としてのジュニカレが始まります。リカバリや飛躍を期待する生徒たちばかりでしょうから、こちらも万全でお迎えしたいです。まずは24日(日)に行われる数学検定2級(高2程度)を中3の3名が、準2級(高1程度)を中2の7名が受験します。全員の合格を目指してあと数日間の追い込みですね。

公立中3生は25日からは公立高校受験に向けての勉強に取り掛かります。これまでは学校のテスト勉強もそこそこに、本質的な学習法の確立や意欲を高めることに特化してきました。ご家庭のご負担(ご心配?)もあったかと省みる気持ちもありますが、全員が静高(清水東理数)を受験して合格できるだけの位置に既にいることがありがたいです。ここから、”やっと”受験勉強です。長すぎても飽きますから、これくらいの時期からの追い上げでちょうど良いかと思います。12月にもう一度ステージを上げて追い込みます。その後はちょうど一年後の高1の7月を目標に突っ走ります。合格の先を目指していきましょう。
───
合格体験記はあと3つ頂いているのですが、今日は1つか2つを。

◆静岡雙葉高校から静岡県立大学看護学部◆
私は高2の夏にジュニカレと出会いました。それから約一年後の高3の夏に進路変更をする機会でジュニカレをやめようと決心したときに、先生は「もう少し一緒に勉強してみないか」と引き止めて下さいました。私はそのような提案をしていただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったのを覚えています。そのときに、**ちゃんは看護師にすごく向いていると思うよ!という言葉をいただいたのも、印象に残っています。それからは、授業のない時間に個別で見ていただきました。お忙しいなか、毎日のように私の勉強を見て下さり、ありがとうございました。

ジュニカレに他の塾には無い特別な魅力を持たせているのは、先生の素敵なお人柄だと思います。勉強以外のことで先生に助けていただいた、という生徒さんも少なくないと思います。もちろん、私もその一人です。

ジュニカレで過ごした時間が少しでも欠けてしまったら、今の私はないと思います。言葉にできないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

これから、看護師として歩んでいく私をずっと見守っていてください。
───


◆静岡高校から名古屋大学医学部◆
時が経つのは本当に早いもので、気が付けばジュニカレに通い始めてから6年近くが経とうとしています。通い始めた当初は、今ここで大学の合格体験記を書くなどとはまったく想像していませんでした。ひとまず世の中でいう「受験」を一通り終えた身として、ジュニカレに通った6年間を回想してみたいと思います。

 私がジュニカレに通い始めたのは、中1の6月ごろからだったと思います。受験で附属静岡中学に入学できたはいいものの、入学してから2か月、数学がまったくわからない状況になっていました。そこで母がジュニカレを見つけ、通うことになりました。

 ジュニカレでの学びは毎回刺激的なものでした。学校で習うような基礎的な事項にとどまらず、それをどう使ってどんな問題を解くことができるのか、似たような問題はあるのか、この先どんな場面で使うのか、と先生の指導はいつも先を見据えたものでした。そのおかげで、「定期テストでいい点をとる」勉強だけではなく、「受験や将来の自分に役に立つ」勉強ができたと思います。附属中では活発な議論が生徒同士で交わされる一方、授業中に教科書をあまり使わず、基礎的な事項を学校でじっくり教えることはあまりありません。家庭学習でそれを補う必要があると思います。ジュニカレの授業は進度が早めですが、先生の説明は大変わかりやすく、学校の授業を補う目的でジュニカレに通っていた私にとってはぴったりでした。

 中3の7月に数検の準2級を取ったことは、その後の高校数学を学ぶ上で大きな助けになったと思います。検定を受けたときは、ちょうど英検や学校のテストもあり、正直当時の私はいっぱいいっぱいでした。でもその時期に高校数学にすこしでもふれたことは、今後学んでいく数学の世界を垣間見、高校入学後、ほかの教科に増して数学の勉強に真面目に取り組むきっかけとなりました。

 また私は数学だけでなく自習目的でジュニカレを利用することが多くありました。テスト前に限らず、勉強に集中できる環境が常に身近にあることは私にとってとても大きなことだったと思います。高校受験前には1日中ジュニカレにいることもよくあり、先生を質問攻めにしたこともありました。聞きたいときに聞ける人が近くにいることは、自習をするうえで本当に助けになりました。

 高校入学後、数学に割く時間は中学の時より格段に増えました。内容が高度になったこと、学校の授業の進度が早いことが大きな変化だったと思いますが、高校入学前に「中学数学と高校数学の間には大きな壁がある」と先生に脅されて(?)いたこともあり、それほどその変化に苦しまずに済みました。それでもほかの教科に比べて数学に対しては苦手意識があり、高校生活を通して数学にもっとも時間をかけていたと思います。ジュニカレでの指導や先生のアドバイス、同級生との議論のおかげで、学校の授業について行けないということはありませんでした。

 高2の12月から受験生としての勉強がスタートし、先生のセレクトした入試問題を解き、解法を覚え、テストする、という方法で数学を勉強し始めました。高3になってからは学校の入試用テキストの問題を夏休み終了までに完璧にすることを目標として勉強をつづけました。先生が目指していた予定より遅れてしまったのですが、それでも「やったことをきちんと身につけなければ意味がない」と激励されながら問題を解き続けました。10月ごろから過去問を解き始めましたが「どこかで見たことがある」問題が多くあり、これが夏までの勉強の成果だとわかって嬉しかったです。その後は過去問を12月半ばまで解き続け、冬休みからセンター試験の勉強に切り替えました。センター対策は学校である程度やってくれたので、自分では先生からもらったセンターの本試・追試の過去問を解いた程度でした。問題を解いた後、気を付けるべきポイントや重要事項を付箋に書いて問題に貼っていました。

 センター後は、推薦入試の一次選考の結果が出るまで、前期試験の過去問を解き続けていました。この時は一次選考に通る気がしていなかったので、推薦はなかったものとして、前期に集中して勉強していました。

 結局私は二次試験で数学を使うことなく入試を終えましたが、合格するうえで必要な評定、充実した高校生活を送るのにジュニカレでの日々は間違いなく私に必要なものであったと確信しています。

高校時代にジュニカレで「入試に向けていつ、何をするべきか」と先の展望を示してもらえたことと、同学年の人たちと一つの問題に対して議論を重ねられたことは私にとって大きな財産でした。入試までの勉強の流れ、どの時期までに何ができるようになるべきか、学校と自分の勉強との兼ね合いなど、合格するための戦略を指導してもらいました。学校や自分一人では立てることが難しい勉強計画ですが、これまで多くの先輩方を指導されてきた先生の、大局的な視点のおかげで、ずっと先まで見通した計画のもと勉強することができたと思います。

 授業の中で同級生と解法の良しあしや問題へのアプローチ法などを深く議論できたことで、一つの問題から多くのことを学ぶことができました。自分が納得できないことを同級生に聞いたり、逆に聞かれたり、先生の解法に疑問を投げかけたりと、活発に意見を交わせたおかげで、問題に対する理解が深まり、記憶にも残りやすかったと思います。納得できないまま放置したくない、という個人的な思いを先生や同級生がくみ取ってくれたことに感謝しています。また同級生が同じ空間で努力している姿を見て、自分も頑張らなくてはと励まされることもしばしばでした。こうした横のつながりがあることも、ジュニカレならではの良さであると思います。

 大手の塾とは違い、一人一人の要望に応えてもらえること、横と縦のつながりがあること、そして数学だけではないさまざまなことを教えてもらえるのがジュニカレの良さだと思います。

 小・中・高の勉強を通じて「結局自分がやるかやらないか」という意識を常に持っていることの重要性を感じました。どんなに優秀な先生に教わろうと、どんなに効率的なカリキュラムがあろうと、結局自分で勉強することがなければ、なにも身に付きません。勉強の内容を身につけるのはあくまで自分であり、学校や塾はその指針を示し、助けてくれるいわば「道具」にすぎないような気がします。「道具」というと聞こえが悪いようですが、主体的に勉強するためには、学校や塾を勉強のために「利用する」立場でつねにある必要があり、決して「勉強させられる」側に回ってはいけないと思います。そういう意味で、私はジュニカレをうまく「利用」できたのだと思っています。先生に示された指針のもと、自分のペースで勉強しながら、わからないところは先生に助けられて解決していく。自分のペースで勉強したい私にとってジュニカレはまさに理想の塾でした。

 本田先生はそのことをよく理解してくれ、自分のやり方でやっていいよと言ってくれました。そしてそのやり方が不適切であったり、私が方法に迷ったりしたときは、私の考え方や性格を考慮したうえでアドバイスをしてくれました。「絶対にこのやり方でやれ」と言われないことに、私はすごく安心していたと思います。

人によって最適な勉強方法は異なると思います。決められたスケジュールのもと、細かい指示までもらいながら勉強したい人。誰からも干渉されず、自分のやりたいように勉強を進めたい人。同じ人でも、教科によって勉強方法が違う人もいると思います。自分の性格や好みをしっかり把握し、自分にあった方法はどういうものなのか、そしてそれを実現させるために必要なもの(学校の授業や塾の講習、塾の形態など)を決め、勉強を進めていくことが必要不可欠です。どんなに実績の良い進学校や塾でも、自分に合っていなければその実績は無意味です。その実績を出したのはもちろんその学校や塾の指導の力のおかげでしょうが、実際に勉強し、試験を受け、進路を実現させるのは生徒、つまり自分です。勉強をしていく中で、「自分にあったやり方」は意識していたと思います。すぐに見つける必要はなく、わからなければまずひとから勧められたやりかたでやってみて、そこから徐々に自分流にアレンジしていけばいいと思います。そのために、先生や塾はあるのだと思います。

 そして、ジュニカレに通う一人一人が、自分の希望する進路を実現することを願っています!

これから大学へと進みますが、正直不安でもあります。大学で学ぶ内容がきちんと理解できるのか、いままでやってきたことは意味のあることだったのか、これから先一人で自己管理ができるのか・・・・。しかしジュニカレで先生や同級生に助けられながら勉強してきた6年間は間違いなく私の力になっていると思うので、その力を糧に頑張っていきたいと思います。

 迷いに迷って決めた医学部医学科進学ですが、医学にとどまることなく好奇心の幅を広げ、いろんなことに首を突っ込んでみようと思います。そして将来、先生に頼られるような立派な医師、研究者になれるよう、今まで以上に努力したいと思います。

 6年間、本当にありがとうございました。

 なにか必要なことがあればいつでも言ってください。後輩へのアドバイスや塾の掃除など、できる限りのことはしたいと思っています!

(ここで一区切りです。次が追記です。←ここだけ本田追記)
──────
こんにちは。

以前頼まれた追記を送ります。またまた長文になってしまいすみません。特に特別授業(Yさんの話)については、個人的な進路の悩みや思ったことを織り交ぜて書いたので、わかりにくいところがあるかもしれません。読みにくければまた書き直します!

また、ほかに書いた方がいいことがあれば連絡ください。

【追記】

○特別授業(特にYさんの授業)について○

(※本田追記、Yさんとは、本田の飲み友達です。Nada中高からT京大理Ⅱに進学した後、国立医大に進学しなおしたり(結局退学しますが)、がんセンターで働いたり、渡米して研究者の道を歩んだり、帰国してK都大院で教えていたり、のうえ、現在は***研究所で准教授として教えています。近いですし、酒席があればよくご一緒します。Yさんの良さは、研究者としての王道と、東大京大のどちらの権威も、理学と医学のどちらもを知っていて、なおかつ人柄がいい、という素敵な方で、これはナツミのメンターになりえるな、と数年前に思ったのでした。花火大会のときにもご一緒したり、ジュニカレでも2回会っているはずです。)

 ジュニカレではときどき、本田先生がその広い人脈をいかし、さまざまな分野に携わる人にお話を聞く機会(特別授業)を設けてくれます。ジュニカレが数学を学ぶだけの塾ではないといわれる一つの理由です。今自分の学んでいることがどのように役立つのか、そして自分は将来どういう人生を歩むのか、いろんな方面の方の話を聞くことで改めて考えることができ、とてもよかったと思います。私も何度か参加させてもらいましたが、その中でも特に遺伝子の研究に携わるYさんのお話が印象的でした。

 正確な時期は覚えていないのですが、お話を聞いたのはたしか高校生になってからだったような気がします。当時の私はまだ明確にやりたいこと、進みたい進路が決まっておらず、漠然と「生物関係の仕事につきたいな~」と思っているだけでした。なかなか興味を絞り切れず進路に迷っていた時、本田先生がYさんに声をかけてくださり、お話を聞くことができました。

 Yさんとお話しするうちに多くのことに気付かされ、学ばせてもらいましたが、主に二つのことが今でも印象に残っています。

 一つは、同じ事象を扱う場合でも、学部・学科によって対象に対するアプローチ方法が大きく異なるということ。それまで私は、「生物について学びたいなら理学部の生物学科かな」くらいにしか思っていませんでした。しかし「生物」というくくりだと、医学部、獣医学部、農学部、さらには工学部と、学問分野は多岐に渡ります。たとえば、同じ生物でも植物と動物ではフィールドが違うし、研究をしたいのかどうかによっても進むべき道は違ってきます。私の場合、微生物やそれらが引き起こす感染症に興味があったのですが、これも学部によってアプローチ方法が変わってくると教えてもらいました。まず医学部は「ヒト」を対象とした学問なので(もちろんそれだけではありませんが)、微生物の生態というよりもそれらが人体にどのように影響を及ぼすのか、に主眼が置かれます。獣医学部だと、家畜やペットを軸に微生物や感染症とのつながりを考えることになります。農学部や理学部生物学科だと、微生物の生態や分類など、微生物そのものに焦点が当てられます。これはほんの一例ですが、同じことは他のテーマにも言えると思います。このように学問分野によって、一つのテーマに向かう視点や方法、何を重視するのかが違うという事実をYさんに説明してもらえたことは、私が自分と向き合い進路を決定するうえで大変参考になりました。

 もう一つは、人生って別に一方通行じゃないんだなと思えたことです。Yさんの経歴を聞き、高校→大学→就職という一方向の流れに縛られる必要はないのだと思えました。それまでは自分が選んだ学部や大学で、その先の人生が大きく決まってしまうと気負ってしまっていたのですが、大学や学部が合わなければ、やめてまた入りなおせばいい。理学部に行ったけど結局自分のやりたいことは医学部にあると思ったら、受けなおせばいい。医学部にいって臨床医になったけど、やっぱり研究がしたいと気付いたら大学院に戻ればいい。そう気楽に(?)考えられるようになりました。いまやりたいことが、五年先もやりたいと思えているかはわかりません。変わる可能性だって十分あるし、その可能性のほうが大きいと思います。だからこそ、現時点での自分の興味ややりたい気持ちを大切にして進路を選んでいいと思います。大切なのは、自分の進む方向を変えたいと思った時に、変えることをためらわないことだと、Yさんのお話を聞いた後に思いました。結局私は医学科という、将来の職業がほぼ確定する進路を選んだわけですが、それにとらわれることなく、自分の興味や意欲を大切にしてこれから勉強していきたいと思っています。

 また、すべての学問はつながっているということも改めて学ばせてもらいました。私の場合でいえば、「感染症」は医学はもちろん、獣医学、都市工学、社会学と様々な分野からのアプローチが可能であり、結局自分が「どこに軸足を置くか」の差しかありません。私は感染症に限らず医学そのものに興味があったので医学部という選択をしましたが、人によって軸足は違います。軸足が違うからこそ、一つの物事に対してさまざまな視点が生まれます。そこが学問の面白いところだと私は思っています。

 長々と書いてしまいましたが、自分の進路を考えるに当たり、Yさんの話は大変貴重なものでした。たくさんの人生経験をされた大人の方から、高校生時代にお話を聞ける機会はなかなかないので、これからも特別授業はやってほしいと思うし、たくさんの後輩が参加してくれたらな・・・と思っています。

○普段の本田先生について○

 結構書くのが大変ですね・・・(笑)。改めて聞かれるとどう文章にしていいかわからなくなります。ジュニカレに入りたての頃は、真面目で丁寧に物事を教えてくれる先生、くらいに思っていました。しかしだんだん慣れてくるにつれて、本田先生のユーモアたっぷりの人柄に気付くようになりました。授業以外やちょっとした休憩の時間にみせる本田先生の冗談やいたずら、他愛もない世間話で、リフレッシュできたとともに勉強も楽しくできました。

 また先生とは数学に限らずたくさん話をしました。学校生活や進路のこと、先生の趣味である料理やお酒、カメラの話などなど・・・。授業以外の空いた時間で、幅広い趣味や知識を持つ先生と話せることで、いろんなことを知れたし、興味を持つようになりました。

 先を見据えた指導もさることながら、きれいごとではない受験の厳しさをしっかり言葉で伝えてくれる先生だと思います。ときどき言葉が厳しすぎるような気がすることもありますが・・・。細かなところに気付き、何気ないフォローをしてくださるのでとても頼りになります。でも整理整頓はもう少ししてほしいです(笑)!


○思い出に残っていること○

【中学3年の6月~7月】
 この時期は今でも忘れないほど忙しかったです。受験勉強を進める一方で、模試、英検準2級が集中的に行われたとともに、本田先生の指導で数検準2級も受験しました。正直やることが多すぎて本当につらかったです。特に数検は、さわりのほうだけとはいっても高校数学の内容のため、理解するのに時間も労力もかかりました。「なんでこの時期にこんな内容をやらなければいけないんだろう・・・。」と思ったことも1度や2度ではありませんでした。毎週試験が続き、精神的にもきつかったです。

 それでも今振り返れば、あの時高校数学に少しでも触れておいてよかったと思います。中学数学と高校数学には大きな壁があるとさんざん脅され、またその壁を身を以て早めに体感したおかげで、高校入学後は数学を必死に勉強するようになりました。そして何とかここまで授業に遅れることなくついてくることができました。「先取り」にはメリット・デメリットがそれぞれありますが、その両方を理解して自分に合った形で進めていくべきだと思います。私の場合、中3のこの時期は正直無理をしました・・・。

【高校入試】
 もうあまり記憶に残ってはいないのですが、直前までひたすら勉強したのは覚えています。特に数学と理科・社会。数学は直前期にスランプに陥ってしまい、精神的にダメージを受けました。過去問(特に図形だったと思います)が解けなくなり、本当に焦りました。本番でも数学はうまくいきませんでしたね・・・。数学塾に通う身としては先生に合わせる顔がないです。理社は全国高校入試問題という分厚い問題集をひたすら解きました。受験終了後、先生に「正直あそこまで理社をやる必要はあったのかな・・・?」といわれ、ちょっとショックでした(笑)。でもそのおかげで、本番の数学での失敗を理社や英語で取り戻せたのでよかったということにします。
  


Posted by juniorcollege at 13:36Comments(0)塾の日常

2016年03月18日

合格速報

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いま3月18日の午前です。春らしい陽気で、すでにタンポポが黄色く咲きはじめ、モンシロチョウもひらひらまい、桜にもツボミの状態で待機中。春になっていたんだな、と心身から感じます。受験シーズンもあとは後期試験の発表を待ち、進路を選ぶだけ。ほとんどの生徒さんは4月からの新しい生活に向けて準備をしている状況です。中学、高校への名残惜しさがあったのは1週間くらい前まででしょうか。今はすっかり”これから”のことです。ジュニカレでも「今日から新年度」という気持ちで切り替えます。大学受験の体制には高2の12月からなっていて「高2受験生」と呼んでいましたが、今日からは「新高3」という呼び方にします。

静岡高校への受験も無事に済み、安堵しました。当人に伝えていたことは「やりきってほしいこと」「合格発表までの期間は不安だけど、その気持ちも大事」「どの高校に行ったとしても、ジュニカレでやることは変わらない」などでしょうか。静高3卒生で、シキジを読んだ憧れのお姉さんを慕っていてその先輩からの受験前日、受験後、合格発表、と折にふれてメッセージを頂いていたことはこれからも生きるでしょう。こんな繋がりや継承もジュニカレらしいな、と思って喜んでいます。また、この静高を卒業された先輩も、ジュニカレで縁をつないだT大とK大で学んだり教えていたセンセから良い刺激や助言をいただいていました。先輩研究者からの助言が彼女に影響を与えたことが体験記から本人の様子からも見て取れていたので、これもジュニカレをやっていてよかった・・と嬉しく思うところでした。

さて、少しではありますが、全ての生徒の進路を紹介します。
◆大学受験◆
名古屋大学医学部
慶應大学
上智大学
同志社大学
金沢大学
信州大学
静岡県立大学
(酒造に携わる)専門学校
(京大を雪辱を期すために)予備校
未定

◆高校受験(全員合格)◆
静岡高校
(中高一貫で高校受験がない)静岡雙葉高校

◆中学受験(全員合格)◆
静大附属中(受験者は全員合格)
静岡雙葉中
(受験のない一般の)公立中学校

以上です。

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合格体験記ですが、高校受験(静高)に関しては頂戴する気持ちがありません。というのも高校受験はどの高校で学ぶかを決めるだけであり、休む間もなく高1の7月を目指します。夏休みになったとき、自分の置かれている状況が満足いくものであればその時点で「高校受験と静高進学後からこれまでの歩み」として振り返っていただこうと思っています。(Rちゃんよろしくね!)

大学受験に関して、数名だけですが紹介します。ジュニカレの生徒には省略や改編や伏字なくお見せしますが、ここでは限定的にご紹介します。(過去にも毎年各大学で頂戴していましたが、ブログ更新を放置してしまったままで紹介してなかったことを反省し、今年は速報でもお見せします。)


◆雙葉高校から同志社大学◆
合格体験記というよりも手紙みたいになってしまいました。**ちゃんにまとめは頼みます。素直に書いてみました。

ジュニカレでの授業は毎回緊張していました。生徒のレベルが高く悔しい思いを何度もしました。しかし、本田先生が勉強だけでなくスケジュール管理から気持ちの管理までしてくださったので最後まで頑張ることができました。高2のときにやった25問の暗記法はとてもよかったです。到達すべき目標を早くからみておくことがよかったのだと思います。(同志社はあのプリントができればいいと思います。)先生の勉強法はとても効果的で17位ぐらいだったわたしの順位は1位まであがりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この勉強法でなかったら同志社には合格していないと思います。精神面でも大変お世話になりました。勉強での失敗だけでなく様々なことで話を聞いてくださいました。先生の温かさが本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

私は本田先生の「余談」が好きです。経済の話だったり、結婚の話だったりいろいろありますが先生の話はとても面白く、数学だけでなく社会のことについて興味をもつことができました。先生は時々、この話は面白いのか?と、気にしていますが、私たちはとても楽しんでいたので大丈夫です。

雙葉生にいっておきたいことはいろいろな学校の生徒と話をして欲しいということです。私自身、ジュニカレに通うまでは雙葉生で固まるのが普通だったので英語の塾では他校の生徒とは話ませんでした。しかし、ジュニカレで他の学校の生徒と話をすることがいい刺激となりました。くだらない話をしたり、悩み事も共有できたり、励ましてもらったりしました。私の学年はとくに雙葉生で固まる性質が強かったのかもしれません。もし雙葉の中だけに安心感を得ているなら、ジュニカレで同じ授業を受けてる仲間とたくさん話をして欲しいと思います。特に高3の冬休みはジュニカレの仲間が私にとってとても大きな存在でした。

また、雙葉では高校受験がないので中学から高校に上がるのに意識を変えて欲しいです。中3でやる高校の内容もしっかりやったほうが絶対にいいと思います。本田先生を信じて、先生に言われたことをきっちりやって下さい。中3のころは受験に対する意識が薄くその場のテストの点数が良くて満足しがちですが、それでは定着しません。実際に私はあまり定着していませんでした。その場しのぎだったように感じます。

そして、高校生になったら学校のテストではとにかく点数をとってください。私は推薦の評点が0.1足りませんでした。雙葉には推薦がたくさんあります。文系が多いのは知られていますが、理系も思ったよりもたくさんあります。

拙い文章ですがお役に立てれば嬉しいです。最後まで先生のことを信じてやってきて本当によかったと思っています。本当にありがとうございました。受験勉強は辛いだけではないと思いました。これからもよろしくお願いします

◆静岡高校から信州大学◆
返信が遅くなってしまいすみません。
私は**部だったから入塾できたんですね…!実は私もジュニカレに入ってから先生を見ていて、なんで自分が入塾できたかが分からず、たまたま先生の何かの琴線に触れたのかなぁと思ってたんですが、まさかそれが**部だったとは(笑)今までも思ってましたが、つくづく**部で活動できてよかったです(笑)


今思えば私は、最初から最後までギリギリな受験だったなと思います。二年生の年末というギリギリの時期にジュニカレに入り、皆にどんどん置いていかれる中、ギリギリの成績で甲子園が終わる八月半ばまで部活を続け、入試本番ではセンターの数学でマークミスをして、当然ボーダーにも届かず二次の配点もたったの200点というギリギリの状況で信州大を受けました。無事合格したからよかったものの、なかなかハードな受験生活だったんじゃないかなと思います。

それでも頑張れたのは、ひとえに環境が良かったからだと思います。ジュニカレの明るい先生や、合格に向けて一緒に頑張る友達といると、自然と前向きな気持ちになれました。真面目な話をしている時ももちろんそうですが、下らない馬鹿な話をしている時も楽しくて大好きでした。入試直前は特に、安心できる貴重な場所でした。春からバラバラになりますが、進学後もまた皆に会えたらいいなと思います。

それから、実は私は**部なんて活発な部に所属しておきながら結構なコミュ障で人見知りなんですが(最近はだいぶマシになりましたが)、ジュニカレでは先生によくいじられたおかげか、想像以上に早く馴染むことができました。だから、決してドMなわけではありませんが、密かに先生のいじりに感謝してました(笑)塾らしからぬ軽すぎるフットワークも、ジュニカレの魅力の一つだと思います。(だからといってやり過ぎは禁物ですよ)

最後に後輩へのメッセージとして、勉強と部活や遊びをしっかり両立してほしいです。私はギリギリまで部活をしていましたが、そのこと自体はあまり後悔していません(笑)ただ、部活をしている間も、もっとコツコツ勉強しておけばよかったとは思っています。勉強ばかりに時間を注ぐのは、悪いことではありませんが、せっかくの高校生活が勿体ないような気がします。だからジュニカレの生徒には、勉強もきちんとしながら、青春も謳歌してほしいです。

以上で私の作文を終わりとしたいと思います。
一年間ちょっとの間でしたが、本当にお世話になりました。あの時ジュニカレに入れて良かったと心から思います。ありがとうございました。帰省した時は、また遊びに来ますね!

◆雙葉高校から慶應大学◆
高1:
中3まで数学が全然できなかった。いつのテストだったか忘れたが確率のテストで51点を取ったのを覚えています。笑 (成績に入らないやつ)。でも高1でジュニカレに入って、本田先生や静高の同級生に出会って、自分も奮い立ったのか、数学をすごいやるようになった。学校の問題集を何度も繰り返し解いた。そしたら高1の1回目のの定期試験で90点台が取れたし、最高点だった。中3のときに数学を教えてもらっていた友達よりも全然高得点を取れたことに自分でも驚いたし、嬉しかった。チャートも一生懸命やっていた気がする。静高生はみんな頭が良くて勉強熱心で、感化されたのを覚えている。学校の勉強をコツコツやっていた。あのとき世界史Aや化学基礎などきちんとやっていて、高2で楽になったと思う。高1で慶応のオープンキャンパスに行って講義を聞き、経済学部をとりあえず第一志望にした。私立が第一志望だったが、いろんなことを考えて国文にした。理科や数学は結局受験で使わなかったけど本当に国文にしてよかった。現代文や英語を読むときに、そのときの知識が役に立ちます!高1の皆さんも高2のときは国文の方がいいと思います~(数学と化学がある程度できるならばの話←この2つで失敗したら高3の推薦のときに後悔します (略))あと、学校の英語の勉強もほーんとに大事。(略)

高2:
高2も学校の勉強中心。教科は多いし8限ばかりで大変だったけど、あの時頑張ってよかった。数学は本田先生に言われた通り授業の質も落ちて自分も前よりやらなくなったのかも。今思えばもっとやっておけばよかったなあ。結局高3で世界史受験にしてよかったけど!世界史は高2のうちはあまりできなかったと思う。いつも8,9番くらいだったし。勉強方法が分かってなかったのかなーとも思う。でも最初はそれでいいと思う。高3になれば世界史は面白くなります!たくさん学ぶと出来事同士のつながりがわかるので!英語は**(←英語塾)と学校の勉強以外特にやらなかったと思う。今思えば、高2の時間があるときに洋画を字幕で見ておけばもっとリスニングが出来るようになったかなと思った。部活を9月中旬に引退したけど、そうすぐには切り替えができていなかったと思う。いつも通り学校の勉強をやっていた。冬休みは数学ばかりやって、世界史はあまりやれなかった。それでも世界史は間に合うので大丈夫です。春休みのときはもう数学をやめたので世界史に切り替えた。**(←塾、予備校)で現代文と世界史の講座を取った。何からやればわらなかった私には、ちょうどよかった!特に世界史は各国史のゴロを教えてくれたのですごい役に立った。

高3 4月~夏休み:
英単語と古文単語をやり続ける。英語は(略)リスニング対策は何もしなかった。世界史は、(略)(高2の冬や春に既に始めてたかも、覚えてないけど。)現代文の先生に慶応の小論対策のスタートとして、200字要約練習のテキストを借りて、添削してもらった。この練習が後からすごい役立った。やってよかった。

<夏>
世界史
(略)

英語
(略)

国語
(略)

高3 9月~:(略)8月末に最後のチャンスだ!と思って日吉のオープンキャンパスに行く。日吉キャンパスの大きさや雰囲気に圧倒され、商学部の説明を聞いてこっちのほうがいいかも!と思った。このおかげで指定校を出す気になった。というか慶応に行けるなら経済でも商でもどっちでもいい!絶対に入りたいと思った。指定校がダメだったとしても一般で行こうと思っていた。(略)冬はセンター対策をちょこちょこやっていた。リスニング力向上のために英語のアニメを字幕なしで見始めた。
センター後は学校から課された卒論を終わらせて、ついに最近数学を再開しました~~\(^o^)/\(^o^)/

最後に
私は高2で国立文系、高3で世界史受験の典型的な私立文系という進路を選びました。理科も数学も結局は使わなくなったけれど高1高2で本当に頑張ってよかったです!現代文や英語をやるときにそのときの知識が役に立ちます!高3の夏くらいになると総合的な知識が求められるし、勉強することに楽しさを覚えると思います!数学も最終的には使わない選択をしてジュニカレもやめてしまったけれど、高1のときジュニカレという塾に出会えて本当によかったです!指定校を取れたのは数学が出来るようになったおかげでもあるんです!!じゃないと評定も足りなかっただろうし。本当に先生に感謝しています。(略)

◆静岡高校から名古屋大学医学部◆
(また近々更新します3/18 11:00a.m.)

◆つづく◆








  


Posted by juniorcollege at 11:04Comments(0)塾の日常

2016年02月24日

明日の国公立大に挑む生徒たちへ

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今日は2月24日(水曜)。明日の国公立大前期日程入試に向けて、生徒たちが移動する日です。

邪魔をしてはいけないと思いましたが、何人かに簡単なメッセージを送りました。ここに張り付けるつもりなんてなかったラフな文章ですから、鑑賞に堪えるものではありません。でも、日ごろの感じが垣間見てもらえたらな・・・と思い、恥をしのんで置いておきます。

───行ってらっしゃい。────────────────────────
おはよう。今日は冬型になったから冷え込むね。きっと**は雪が降るのかと思う。足元に気を付けて行ってきてほしい。

なにも心配してないが、明日の試験ではこれまでのことをすべて答案にぶつけてきてほしい。いつもと違うことはせずに、普段通りの一生懸命さがあれば、きっと報われます。

返信はいいからね。事故なく無事に戻ってくることを願う。

───行ってらっしゃい。────────────────────────
もう新幹線に乗っているかと思う。まもなく到着でしょう。

今日は冬型なので冷え込みましたね。**の良さはいろいろとあるが、3年間自分を高めようと継続してきたこと、自分に誠実に向き合ってきたことが素晴らしいと思う。今日一日ではこれまでやってきたとを復習しきれないだろうと思う。学んだこと習得したことが多すぎるのだ。それよりも、本番のときに実力を発揮できる心身でいられるかが大事ですね。多少の風邪くらいなら心配ないですが、慌てたり、いつもと違うことをしたり、なんてことがないように、平穏でいてほしい。明日の夜には普通の生活っす。あと一日、頑張ってきてな。

返信はいいよー。

───行ってらっしゃい。────────────────────────
おはよう。今日は久々に冷え込んだね。きっと**のほうはもう少し寒いだろう。

**の良さは執着心があるところ、妥協のない気持ちが素晴らしい。それが数学の力になってきている。自信をもってほしいのは、例えばセンター数学で高得点を取ってきたことです。実力を形に表したことが素晴らしい。2次の数学の論証の力もずいぶんとついた。答案も以前と違ってとても好印象になった。明日の数学も、おそらく手が出る問題がいくつかあると思う。ここを手堅く守りきり、手が出にくい問題も自信をもって挑んでほしい。

今日一日ではこれまでやってきたことを復習するには足りないでしょう。それくらい習得したものが多い。いろんなことに手を出すのではなく、心身が集中できる、没頭できるものを見つけて過ごしてほしいです。

大舞台ではあるが、**での経験もあるでしょうから、僕よりも日程に合わせた心身の調整力はあるでしょう。しなやかに頭と体と心が動かせるよう静岡から願っておきます。

返信はいいよ。

───いよいよだな。────────────────────────
今日は冷え込みましたね。新幹線からは米原あたりで雪が見えるかと思います。長い時間になるけれど、ゆったりと座って、いつも通りになにか集中できるものに取り組んでほしいです。電車移動には慣れていると思うから、きっと快調に過ごすかと思っているけどね。

**の駅に降りたら、足元が冷え込むかと思う。静岡よりも地面が冷たいからね。身体を冷やさないように意識してほしいです。

小論文のイメトレをしていてほしいな。小論文は形式が決まっているものだから、軸をはっきりさせて、論理的に主張してきてくれればいい。いくつも練習してきたから、明日を無事な心身で迎えてもらえれば自然と書けるでしょう。

是非、明日も自分の進路の候補をつかみ取ってきてほしい。進路を選べるなんて素晴らしいことだね!

返信とお土産はいいよーー。

───行ってらっしゃい。────────────────────────
冷え込んだね。**線からの移動は慣れない電車でしんどいかもしれないけれど、春から過ごす街に向かっていることを想像したら、心がうきうきした。お母さんも一緒だから心強いでしょう。

暗記物はまだ気になっているでしょうね。なにがどう出題されるかは分からないものですが、なにか集中できる分野をみつけて没頭していてほしい。平穏に過ごしているうちに、よい心身で明日を迎えることでしょう。堅実に獲得できる問題を得点していけるように願っています。

**の良さはいろいろとありますが。おおらかさと追い込みの力があることかなと思う。期日にきちんと間に合わせるように追い込めるのがいい。それを支えているのが健やかな心身と体力、情熱でしょう。おおらかに物事をとらえること、くよくよしないこと、前向きに笑顔でいてくれることは、最後に幸運を引き寄せそうな感じがして、まわりから見ていてもなぜか安心しています。ポカミスにひるむことなく、良い経験を活かし、明日に堅実な答案を作ってもらうことを願う。

返信はいいからねー。

───いよいよです。────────────────────────
静岡も今朝は冷え込みましたが、風邪などひかずに自宅にこもっていたから平穏でいると思います。長い受験勉強も今日までです。**の将来の夢のために、多くの人が応援してくれたのは、適性と人柄でしょうね。明日の英語にも、面接にもにじみ出るのだと思うと、応援者の一人として嬉しい。

今日一日も、慌てずゆったりとした生活を送ってほしい。心配する必要のない人ですが、そう願う。

これまで受験勉強と進路選択に携われたことを誇らしく思いますし、晴れ晴れとした気持ちで送り出せます。行ってらっしゃい!

返信いらないー。
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2016年01月29日

2016年1月中学校入試:全員合格体験記

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センター試験を終えて、私立大学入試が始まっておりますし、2月4日には私立高校入試も控えており、受験ムードは佳境を迎えております。これから国公立前期試験(2月25日)、県立高校の受験(3月3日)に向けてますます熱くなってまいりますが、市内中学の受験は無事に終えることができました。

受験勉強を通じて、その先に繋がることを学ぼうという観点でやってまいりましたが、成果として全員が合格を得ることができたことは大変うれしいです。また、受験がない生徒さんも交えて、毎週お互いに高めあってまいりました。全員の意欲がなければこういった結果を得られたかどうかはわかりません。すべての生徒とご家族に大変感謝しております。合格体験記をご家族から頂戴しましたので、これから受験を検討される方々のご参考になればと思い掲載します。
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合格体験記1
娘から「やっぱり附属中を受検しようと思う」と打ち明けられたのはちょうど1年前の今ごろでした。今からでも間に合うのだろうかと不安と焦りを感じる中、出合ったのがジュニカレです。当初は「みんなよりも1年遅くスタートしたのだから」と、この1年は受検勉強だけに集中しようと親子で話しておりました。ですが、実際には学校から帰って1時間程度机に向かった後は自由に過ごせる余裕があり、おかげで大好きな**も諦めることなく続けられました。このことは受検を控える娘の心の支えにもなっていたように思います。学習面では娘の様子からも本田先生の仰る通りにやっていれば大丈夫、と確信しておりましたので、大きな不安を感じることもなく過ごせました。ただ、娘は緊張から体調を崩しやすく、本番で全力を出し切れるかが一番の課題だと私自身は感じておりました。そのためにも体調だけは万全に整えておきたい…そう思えば思うほど娘の行動が気になって、どんどん不安は大きくなるばかり。入試が近づくに連れて、自分の感情をコントロールできなくなっていったのです。そんな時に本田先生から頂いた「中学受験はこどものもの」という言葉。(補足※ 小6とはいえまだ子どもの時点での受験ですから、大人が思うような”理想どおり”にはいかないですよ。おおらかにいきましょう。との意を添えて伝えております。)「そうか、これでいいんだ」スッと肩の力が抜け、落ち着きを取り戻すことができました。娘へのフォローも含め、本田先生には学習以外の面でも本当にお世話になりました。当日は真っ青な顔で会場から出てきて「わけがわからない、多分無理だと思う。でも今できることはできたからいい」と話した娘。私たちももう結果にこだわる気持ちはなく、ただただこうして完走できたことに感謝でした。晴れ晴れとした表情の娘に改めて「挑戦して良かった」と思えました。娘はジュニカレで「学ぶことの楽しみ」を手に入れることができたと感じています。小6クラス最後の授業の日「本田先生に貸してもらった!」と大事そうに抱えてきた2冊の本。これらが私には娘のこれからに続く光のような気がしました。ジュニカレに出合えて、素晴らしい仲間に出会えて、本当に良かった…心からそう思います。これからもどうかよろしくお願いいたします。

合格体験記2
初めにお目にかかった時に話したように、娘は自分を出すということや、アピールする事が大の苦手で、真面目にやる気はあっても果たして身になっているのかが心配でありました。五年生の時は、受験勉強が嫌いにならないようにという、先生のご配慮もありのびのびとやらせていただきました。六年生になり、アクセルをかけ始めましたが、周りのお友達とはその時点で信頼関係が出来ておりましたので、お互い切磋琢磨をするのが楽しいように見受けられました。また、娘は問題をさっと読んですぐにわかりそうにもないと諦めるクセがあったのですが、徐々に粘るようになり、夏以降は親に聞く事もなく、先生とお友達と解決し、自分で解決することも増えていったように思います。そして、附属の問題を解き、お友達と日曜日に勉強会をすることで、雙葉ではなく附属にという欲も出はじめたように思います。たぶん、勉強自体が楽しかったのだと思います。最終的に、校風と本人の性格を鑑みて雙葉にいたしましたが、本人が先生を信頼していること、お友達と教え合い勉強する喜びを得たのが何よりも親としては収穫だと思っております。微妙な年齢だけに、先生には志望校などで何度もご相談に乗っていただきありがとうございます。このお仲間で最終目標まで向かって行ければと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。来週の月曜日より、英語は**先生でお世話になることになりました。本人に合うかどうか心配ではありますが、ハマれば力もつくと思っていますので楽しみです。

合格体験記3 「ここで学び続けさせて本当によかった。これからもこの場で学ばせていきたい。」
 受験前日の塾の帰り道、娘が仲間たちと皆で励まし合っている姿を見て思いました。こどもたちがお互いに刺激し、そして高め合いながら切磋琢磨していく。この様な本田先生の方針の下、素敵な仲間に恵まれて、娘の人生にとっても非常に有意義な受験勉強となりました。娘が“ジュニカレ”で学び始めたのは小学校5年の4月からでした。中学受験も視野に入れつつ、余り好きではない算数が少しでも好きになってもらえればとの思いで入塾させました。小6の春ごろ、進路について本田先生にご相談して、具体的にいただいたアドバイスをもとに静岡大学附属中学の受験を決めました。 6年生の夏頃になると、受験会場の場馴れをするという目的で大手塾の夏期講習にも通いました。そこには、多くの受験希望者が集まっており、娘も決して楽に合格できるわけではないことを改めて感じ取った様でした。秋には具体的な家庭での勉強方法をご指導いただき、過去問を何度も解いたり、四谷大塚のテキストをやり直したりしました。また、冬休みまでに苦手な単元を克服するために、授業で習ったプリントの問題にもう一度取り組んだりもしました。受験本番の練習として、模試を教英社と秀英でそれぞれ2回ずつ受けました。もちろん偏差値や順位も気にはなりましたが、それ以上に当日の試験での時間配分の仕方や、出来なかった問題を解きなおすことに重点を置くようにしました。冬休みに入ってから、年末年始の雰囲気に呑まれることもなく通常と変わらず問題を解き続けていきました。“ジュニカレ”にも積極的に自習に行きました。そこには自分よりも早くから来て、遅くまで勉強している中学生や高校生の先輩たちの姿があり、大いに刺激を受けて、帰宅してからも勉強をすることができました。試験当日は比較的落ち着いた様子で会場に向かいました。終了後はニコニコと会場から出てきたので、親としては非常にホッとしました。娘は算数、国語、面接のいずれも勉強してきた成果を発揮できたと嬉しそうに、また誇らしげに話してくれ、この受験勉強が彼女を大きく成長させたと実感することができました。合格は自宅に通知が届くより前に、学校で合格結果を聞いた娘が踊るように帰ってきた様子で分かりました。今は新しい中学校生活への期待に胸を膨らませております。“ジュニカレ”での新中1向けのガイダンスも終わり、次の目標に向けて歩み始めています。
 これからも本田先生と良き仲間、良き先輩たちに導かれて、娘が人としても大きく成長していくことを楽しみにしています。親としてもしっかり支えていってあげたいと思います。本田先生、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

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また、新年度の新小6クラスの募集ですが、「新小6に進級するにあたり、これから受験勉強をされる方を募集しています。附属中学、雙葉中学進学を念頭において学びます。」お問合せはメールでお願いいたします。折り返しお返事を差し上げ、ご面談、体験授業・・・を提案いたします。

新中1クラスの募集ですが、すでに10名の生徒にガイダンス(22日開催)にご参加いただき、29日の授業にも新規で来られる方がいらっしゃることを考慮しますと、積極的な募集はしておりません。ご紹介の方や”特に意欲的である!”という生徒さんはご連絡を賜りたいです。(小さな塾で恐縮です。)ほんだ  


Posted by juniorcollege at 13:04Comments(0)塾の日常

2016年01月15日

静岡附属中と雙葉中の入試を終えて。

1月15日。関西以西では今日まで松の内・・・ということでやっと新年のご挨拶です。

近況:
静大附属中学、静岡雙葉中を受験の生徒さんは全員合格することができました。受験の先を見通してやってまいりましたから、合否にかかわらず全員の成長があったことに満足していました。さらに生徒それぞれが合格という結果を得たことに喜んでおります。ご家庭からの合格メールで皆さんに共通して書いていただけたことに「良いメンバーに出会えた(恵まれた)」というものです。差し支えない範囲で引用させていただくと、『良いお友達にも恵まれ、受験前日の塾の帰りに4人で励まし合っている姿を見て、ジュニカレで学ぶことが出来たことに心から感謝致しております。』、『何より、先生の御指導と仲間に恵まれ、高め合い、仲良くという言葉はおかしいですがその中で切磋琢磨できたことを有り難く思っております。』とのことでした。自分にとって、意欲的な生徒さんがさらに成長していく過程に携われたことは光栄でした。

経験的には、夏前時点での生徒の習熟がよかったために、夏休みの追い込み後の秋には内容的には心配ないと感じていました。しかし、(特に附属中の入試に際しては)”自己アピール”の点で弱いな・・・とも感じていたのです。おとなしいクラス(当初は発言が少なめ)でしたので、互いに話し合う機会を設けたことで親睦が深まったこと、”ともに受かりたい”という気持ちになったことが最後の決め手になった気がします。「皆で高めあった」という成功経験は今後の学習にも必ず役にたつでしょう。また、すべてが完璧な指導であったとも思わず、生徒の皆さんの頑張りに助けられたと感じる点もあり、省みております。ご心配やご迷惑をおかけしたことが心残りですが、新年度からも3年先、6年先を常にイメージし、本人の意欲・資質、ご家庭の思いを大事にして携わっていきたいです。

新中1クラスの開講:
22日(金)17時から現小6クラス4名を引き継ぎ、新規の生徒さんを4名ほど体験授業としてお迎えして行います。内容はガイダンスが主になります。

・ジュニカレが望むクラス像、生徒像
・最低限のきまりごと
・意欲的である・・・とは
・数学の進度予定(現中1は中2を終えて中3に、現中2は高校1年を深め中、現中3は(高1基礎を終えた後)雙葉に準拠して高校数学を)
・日々の学習と先取り学習と高校受験のバランス
・数学以外の教科の学習
・中学に進学するとどんなことが変わるのか
・附属中の学習、雙葉中の学習、公立中の学習について
・中長期的な目標地点(まずは4月までの進学準備、夏休み明け、1月学調。3年後、6年後。大学進学後~。)
などなどをお伝えいたします。

4月からの曜日変更の可能性について:
中学校に入学すると、部活道の予定等で現授業時間(金曜17時~19時)での受講が難しいことも予想されます。こういったことから、例年4月中旬からGWまでの期間に授業時間の変更を行っております。その時点でのジュニカレに通う生徒さん全員の予定を考慮して変更をいたします。

現授業時間割(曜日:17-19時/19-21時:学年)
月曜:中2/高2
火曜:静高理系2年/現中1
水曜:雙葉高1/静高&雙葉&静学の理系3年
木曜:高3補講/中3(雙葉準拠で高校数学)
金曜:(附属小5を14時半~)/現小6(新中1)/静高1準拠
土曜:高1、高2、高3など
日曜:高1、高2、高3など

お問合せ:
まずはメールでのお問合せがありがたいです。お電話ではほとんど対応ができておりません。ご協力をいつもありがとうございます。

本年も宜しくお願いいたします!
ジュニカレほんだ






  


Posted by juniorcollege at 12:21Comments(0)塾の日常

2015年11月30日

いよいよ明日で12月に

自分の塾のことしか知らないのですが、12月(高2)から受験生デビューです。(これは自分の友人でもあり、尊敬する方の一人でもある某大学の先生の経験を参考にしています。)また現高3は12月の末を目標に国立大の2次試験対策を極めんと、一番しんどいところにいます。ジュニカレには受験生が2学年にまたいで存在することになりますが、うまく引き継いでいきたいですね。

現高3生たちの実力は全員高いところにいますが、志望大のレベルも高く、まだまだ追い込みが必要です。ですが、彼ら彼女らは”何を獲得すれば合格できるか”を知っています。富士山登山で例えれば九合目を越えた心臓破りの箇所にいますが、当人たちにとって、これを乗り切れるかどうかは”学力よりも、課題に向き合う精神力”のほうが重要でしょう。やるべき内容は一人ひとり異なりますが、”毎日賢くなっている”状況ですから、心配していません。

現高2は各高校での試験を終え、修学旅行に出かけるところです。週末に戻ってきたら受験生デビュー。この日が来ることを1年前から意識しており、夏秋もプレ受験生として意識を高めてきました。また、良い刺激を与えてくれる高3生たちの姿や、先輩と同じ課題プリントに触れることで先輩たちの素晴らしさや、自分たちがやってきたことが確かなものになってきたという自信も得られていると思います。現に、現高3を抜くような理解・到達度を感じるときもあり、ますます期待が高まっています。おそらく、自分自身の指導法・スケジュール管理が高まった・・・ということでもあり、高2の彼ら彼女らのポテンシャルが高いということでもあります。ジュニカレが年々進化していることは間違いないのですが、高校生の生徒たちのおかげでお互いに高めあっているという現状を心から喜んでいます。生徒たちにいくら感謝しても足りません。


(左)この夏に大病院での研修のために静岡に戻ってきた筑波の医学部のN君。久々にジュニカレに寄ってくれました。(右)現高3の授業の合間。R君は自分の理解を確かめるためにも”教えながら”学びます。またフタバ理系の生徒にとっては、静高の生徒からの刺激はとても有益です。

ある日の小テストの様子・・・のはず。これからもうちょっとだけ片付けた気がします。。

授業がない日でも、土日や平日の空いた時間は高校生に開放しています。天気がよく、日差しが心地好いときにはジュニカレのなかも良い印象に感じます。もっと良い環境(意欲的な生徒と景観美化)にしたいですね。

僕が写真を撮ったということは、授業中ではないでしょう。きっと演習の時間だったと思います。みんな、ほんとうに優秀・・・。

小5~高1の話はまたの機会に~♪。  


Posted by juniorcollege at 15:43Comments(0)塾の日常

2015年10月07日

この場所で11年目の数学塾に!

今から15年ほど前から教育業界に足を踏み入れました・・・。
大学時分はこの世界には縁がないと思っていましたが、エンジニア(電子工学)になるより受験業界のほうが役に立ちそうだ、私塾だと自分の指導法と志を試すこともできる、などと若気の至りでいきなり独立起業に携わったのです。それから多くの生徒の受験指導に携わり、また大学の数学科で改めて学ぶこともでき、さらにこの間に結婚と娘も授かることができ、大変充実したあっという間の出来事に感じます。

またちょうど10年前に鷹匠1丁目のするがセンタービル4階に引っ越してきました。今ではこのビル(7階)の中では一番の古株となり、また地域の皆さんにも馴染んできており、責任と喜びを感じています。これまで、看板を出さずともひっそりと充実したままやってこれたのは、意欲的な生徒たちとご家族のおかげです。まだまだ自分の志は高く、社会に貢献できることがあると思ってなお一層努めてまいります。今後とも変わらぬご厚情と、ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

授業後の息抜き・・・

現在の授業時間割(平日は17-19時、19-21時の2つの授業です。)
月曜 公立中2(高1分野を終えて数学Ⅱに)|高2(静高文系、東高、市立高科学探求など)
火曜 静高理系2年(医学部や難関大を目指すクラス)|中1(代数分野は中3あたり)
水曜 雙葉高1(高2から文系クラスに)|静高3年(国立医学部、旧帝大~東大京大レベル)
木曜 高校生の個別指導と補講|中3(雙葉中3準拠で高1内容を、静高受験指導は補講で対応)
金曜 小6受験(附属中、雙葉中受験クラス)|静高1年(静高準拠、静学探求の方も)
土日 高1年、高2年、高3年クラスの補講(授業or演習)、日曜午前は小6受験クラス補講

お問い合わせは
お電話ではほとんど対応できません。
FAX(054)273-4180または メール infoアットマークjunicale.comでお願いいたします。

近年の実績
この5年位の大学進学先(合格大は多くなるために含まず)
ICU(国際基督教大)、麻布獣、金沢大、関西大、久留米大医学部、慶應大学2名、上智、東京学芸大学、東京薬科、福岡大医学部、法政大、北海道大、立教大学、立命館薬学部。ちょっと前だと筑波大学医学部、埼玉医科大など。

合格先ですと、防衛大学(2次)、明治大学、など

  


Posted by juniorcollege at 14:11Comments(0)塾の日常

2015年07月06日

2015年7月雨が続いてます。

今年(2015年)になってから一度も更新してませんでした。

日頃の更新はTwitter(https://twitter.com/junicale)で行っております。

Twitterの過去ログはこちらが便利です

こちらのブログを更新した際にはTwitterでもお知らせ致します。ほんだ  


Posted by juniorcollege at 13:28Comments(0)何でもないこと

2014年05月02日

5月に入って回想。

GWですね。毎年一週間のお休みを頂いているのですが、今年は456だけで十分です。それでもお休みを頂くのは心苦しく、遅れの出ないように努めています。

日頃のことはTwitterの更新で

Twitter向けに雑感を書いていたのだけど、140字で収まらないものになってしまったのでこっちに。あっちにも分割してツイートします。

──雑記──
5月に入ったことに気づき、この冬から春を回想した。受験は人を成長させる。経験した生徒たちは、自信を深め上のステージにいる。この成長の過程は後輩たちにもしっかりと見届けられ、自分も乗り越えてやろうという気持ちに駆り立てたでしょう。合否も大事だが、この過程を見せられたことが意義深い。

新中1、新高1のクラスでは、受験前よりも熱の入った授業が行われている。受験前の追い込み、受験の緊張と達成感、受験後に新しい環境で待ち受けるさらにハードな課題。たった半年でこれほど発達する時期はないな、と感じる。特にジュニカレの高1達は、3月末から4月までの間に、中学時代の数学よりもはるかに数学の力が付き、自信を深めているように感じる。成績は間違いなく上がっているでしょう。

中学の数学は頭を使わないので、皆さんの能力を使うこともなく、鍛える題材もそれほどなかった。今やっと手頃で相応しい課題に直面し、日々成長ができているのだと思う。彼ら彼女らには模範となる先輩たちがたくさんいる。1つ上の学年の生徒たちの学習法は模範的で(彼らも先輩達から受け継いできたのだが)、問題集の選定、部活と学業の時間の管理、ノートの取り方、なによりジュニカレの空いた机で席を隣にして学習に向かい、学習の雰囲気を肌で感じることは意義深い。幸いにして彼らは静高、雙葉、静学では優秀な成績を収めていて、どこでも行きたい大学に行けそうな状況にある。彼らが中1から(塾はジュニカレだけ)見ている生徒たちがベースとなっているクラスであることを思い返すと、感慨は深い。

いま、ジュニカレはとても良い状況にある。年度末には多くの生徒さんにジュニカレを見てもらい、素晴らしい生徒さんともご縁ができた。新学期の授業はとても順調で、多くの学年で各校1番がとれそうに感じる。学習のスタンスとしては「基本的に塾は必要ではない」ということを第一にしていることは10年前から変わらない。その上で、あえて塾に通ってまでやる意義は何か?を常に考えている。指導スタイルは少人数のゼミ形式で、演習の時間には個別指導形式になり、時間外であればメールでも個別でもなんでも応対するスタイルに行き着いた。

生徒(ご家庭)との信頼があってのことだと思うが、ジュニカレを旅立ってからも、折にふれてふいにやって来る生徒たち、連絡をくれる生徒たちを思うと、勉強だけ教えてるわけではなく、学校とも家庭とも違う学び舎としての機能があるのかとも思う。インフラとして塾の形態、指導の形態は10年後はきっと変わっているはず。しかしそこには人が介在していることは変わらないはず。社会のこと、自分の子どものこと、お預かりしている生徒さんとその親御さんの気持ちのこと、を考え、ジュニカレで過ごす青少年期により良い環境と刺激を与えられるように努めたい。自分も社会との接点を多く持ち、好奇心をもって様々なことを学ばなくてはいけない。

──体験記──
附属中、静高、北大(雙葉卒)で準備中です。ブログに上げるかな、どうかな。

──特別授業──
前回はナダ高~トー大~研究者へ~キョー大医学部准教授~現在も研究者なお兄さんに来てもらいました。この刺激は生徒たちによい刺激を与えてくれました。自分が思う1番の成果は「当たり前のレベルが上がった」「臆さない」ことかなと。現静高2年クラスの生徒の志望が高いままなら、いけるかなと思う。

次回ですが、エンジニア系、若手医師(キョー大医?)、パイロット、酒蔵(醸造学)、研究者(考古学)、政治家(現代社会)なんて考えてます。

──目下の課題──
看板どうしよう。あーやだやだ。  


Posted by juniorcollege at 12:40Comments(0)塾の日常

2014年04月10日

2014年の入試と新年度~。

ジュニカレの本田です。

Twitterの更新ばかりでしたが、入試の結果と新年度の募集についてを記しておきます。

2014年度
中学入試合格
静岡大学附属中学

高校入試合格(全員志望校に進学)
公立:静岡高校、清水東高校、静岡市立高校科学探求
私立:静岡学園

大学入試合格(全員第一志望校に進学)
北海道大学農学部(+明治大学)、慶応義塾大学

─ご紹介─
静岡ジュニアカレッジでは、算数・数学をすべて一人の講師(ほんだ)が大学入試を見据えて教えています。実績はほとんどの生徒が志望通りに進学しており、実績の良さと、生徒の良さ(成績だけでなく)が誇れるところです。

小学生の指導は、勉強自体だけではなく、勉強が好きになるような取り組みも大事だと考えています。この点を大事にしながら、学校の勉強に飽きたらない意欲的な生徒の為に、また受験をする生徒には絶対合格を目標にやっていきます。大手塾のように進度にとらわれることはなく、理解や習熟に合わせて進度を変えていますので、割合や速さなどつまづきやすい単元も確実に習得してもらいます♪。(もちろん、大手塾との併用も承っております)

中学校ではトップクラスに位置し、志望通りの高校(ほぼ静高)に進学するために数学をメインにサポートしています。授業形態は少人数(3人~6名)の講義形式です。どのクラスも仲の良い学習チームの様相で、同級生はもちろん、先輩や後輩との連携もよく、情報や経験を受け継いでいます。ときには、進路、部活動や友人関係、学校の生徒会などの相談にも乗っています。ジュニカレで一緒に高いレベルを目指しませんか!?また、高校入試では数学だけの学習では乗り越えられないことから、理科、社会、国語、英語科の勉強法について詳しくお伝えしていますが、必要に応じて、高い実績を誇る国語塾、英語塾の先生をご紹介しております。ジュニカレの生徒がうまくいくためのサポートには労力を惜しみません。

高校生は、静高の進度のクラスとフタバの進度のクラスがありますが、ジュニカレでは「静高に入った後」の学習に重点をおいています。どのクラスもやはり仲がよいだけではなく、勉強を教え合ったり、競いあったり、自主ゼミのように議論をしていたりと、意欲的な生徒が集まっています。レベル的には静高の進度・レベルを越え、自分の望む進路を手に入れるだけの力を備えることを目標としています。受験指導は折に触れて行っているのですが、OBや先輩の経験を紹介したり、社会人の方などの特別授業などを行うことで意識の啓発もしています。具体的な志望校対策は高2の終わりから高3の5月頃を目安に、一人ひとりに対して行います。また、小中学生からは憧れの先輩たちのクラスでもあり、その期待に応えるべく、楽しいなかにも気が引き締まった雰囲気を感じます。高校生の指導時間は・・・正規の2時間で終わることはなく、あっという間の3時間弱・・・が普通になっています。ジュニカレで充実した時間を過ごしましょう!

ジュニカレでは、体験授業(無料)を1回~必要に応じて何度も受けて頂きます。面談もかなりみっちりと行っております。その上で、お互いが「ジュニカレに学ぶことに納得」したうえで入塾とさせて頂いております。これはこれまで約10年ジュニカレが培い、先輩たちから受け継いできた素晴らしい雰囲気を壊したくないからです。そのために、成績の良しあしではなく、指導に携われないこともあるのですが、これもきっと生徒たちにとって良いことなのだと確信をもってやっております。この点に関しまして、ご理解ご賛同を頂いておりますご家族には大変感謝しております。

勉強指導時間に関しては、1日に2時間の授業時間を確保しております。しかし実際には、ジュニカレ生となれば、時間延長や時間外指導、試験前の補講などを設けてじっくりと指導に携わっています。学校が終わった後に、質問や学習場所を求めてジュニカレにやってくるというのも日常です。もちろんこういうことはプライスレス。時間あたりでいくら・・・という指導ではないところも、ジュニカレの良さだと感じます。


─2014年度の募集しているクラス─
新小5: 日曜 朝10時半~正午を主
新小6: 火曜 夕方5時~7時
算数が好き、理科が好き、といった、やる気がある小学生であれば、是非!
教材は学習塾大手の「四谷大塚」を主に使います。

新公立中1: 定員いっぱいの為に募集なし
新公立中2: 金曜 夜7時~9時
新公立中3: 火曜 夜7時~9時
※附属中学の生徒さんも公立中クラスです(どの学年にも附属中の生徒さんはいます)。
※雙葉中学の生徒さんは個別にご連絡頂きたいです。

新高1(静高進度): 静高クラスは定員いっぱいの為に募集なし
新高1(フタバ進度):木曜 夕方6時~8時
新高2(静高進度): 水曜 夜7時~9時半過ぎ、土曜
新高2(フタバ進度):土曜
新高3(静高進度): 現ジュニカレ生に専念する為に募集なし
※静高、清水東、静岡学園、雙葉高校、静岡東高、静岡市立高の方を対象に募集しております!

初回のお問い合わせに関しましては、お電話で承ることは・・・ほとんどなく、eメールまたはFaxにて承っております。。ご不便をお掛けしますが、なにぶん授業などすべてを講師一人でやっておりますので、ご高配賜りますようお願い申し上げる次第です。
eメール infoアットマークjunicale.com
FAX  054 273 4180

お月謝:大手塾さんの広告をみますと、小学生は少し高め、中学生はだいたい同じ、中3受験生~高校生は予備校と比べますと安めだと思います。週1回2時間を時間割として確保していますが、ジュニカレの時間が許せば、延長や多少の補講やメールの質問などはプライスレスです。ジュニカレ生であれば、時間と労力を全面的にサポートするという気概です。

─プロ講師・・・ということば─
塾講師には資格はありません。似た(?)ものに教職免許という資格があります。これに少し関心をもち、2度めの大学時代、数学科に籍を置いたとき、教職科目(教職を取るための講座とはどんなものかに興味があった)を受講しましたが、指導法を学ぶ講座というものはありませんでした。きっと世の中には指導力を測るテストや資格はないのでしょう。。・・・それでは「我が子をどんな先生に教えてもらいたいでしょうか?」きっと、いろいろなご期待をふくんだ答があるかと思います。自分は(個人事業主という意味では既にプロ講師ではありますが、そんなことよりも)将来を担う子どもたちの教育に携わることで、世の中をさらに良いものしたい!関わった生徒が豊かであるようにしたい!という気概をもって、プロであると認識しています。生徒の人生に、短い期間ではあるものの関与するわけですから、資格のあるなしに関わらず、要求される資質は高いものがあると思っています。数学が解けるだけでもダメでしょう。これでは誰でもできます。指導法をいくつも知っていることも当然でしょう。。人にものを教えるとは、人生の機微を知り、幸運にして子を授かることでやっと知ることができた親の心を察し、自分でしかダメだという使命を自然と感じられることも必要なのだと思います。そして"生業として継続する覚悟"も必要だと思います。(どんなに小さくとも、経営者の立場でしか分かり得ないものがあるはず・・・。)自分は、ジュニカレの社会的な意義と経営を考え、数年内に法人化を考えていますが、指導力、満足度(充実感、喜び)、実績と、経営のすべてに納得できるよう、十数年ぶりのアントレプレナー精神を呼び覚ましてやっていく覚悟です。これをもってして自分はプロ講師なんだと思うわけなのです。ジュニカレの授業が熱いのも、生徒に一生懸命なのも、「生徒に関わること、教育に携わることが自分の活躍の場」だからです。現在のジュニカレの生徒たち、これからジュニカレにやって来る生徒さんの為に、そしてご家庭の期待に応えるために、しっかりとやっていきます!本田



おまけ
─紛らわしさへのご注意─
ジュニカレは数学塾なのですが、窓には文字を大きく貼ったりはしておりません。。知る人ぞ知る塾・・・として鷹匠1丁目のするがセンタービル4階にひっそりと堂々と構えております(この秋には10年目に突入でこのビルのテナントとしては最古参となっております)。これまでもご紹介や、熱意あるご家族の方の検索だけでやってまいりましたが、これからもその方針でやっていきます。なにをお伝えしたいかと言いますと、「するがセンタービルの数学塾はジュニカレですので、くれぐれもお間違えのないようにご注意頂きたい」ということなのです!生徒や大人の方々からも「不審に思う声やいぶかしがる声」をお聞きするのですが、自分としましては商道徳をきちんと守って(⇐尊敬する経営者の方からのことば)清々とやっていきたいと思っております!今後は間違い防止の対策をきちんとしなくてはいけないと思っています。アイデア募集中でーす。(気になるご父兄や大人の方には直接お伝えしますー。)ほんだ  


Posted by juniorcollege at 06:22Comments(1)塾の日常

2013年11月17日

すごく久しぶりの更新

ジュニカレの更新も久しぶりですが、勉強のハイシーズン到来ということで更新してみました。

いつもこのブログをご覧になっている方は「ジュニカレのTwitter⇒http://twilog.org/junicale」をご覧になるためにお越し頂いているのかな?と思うのですが、ジュニカレって何?という方もお越しかと思いまして、久しぶりにジュニカレの紹介と近況報告です。

静岡ジュニアカレッジは平成15年の4月に、「第二の高柳健次郎を送りだそう!」との意気込みで博士課程に在籍する学生とともに立ち上げました。それから静岡の今の場所「鷹匠1丁目2-1するがセンタービル4階」に平成17年の夏に移り、以来8年間を過ごしてきたところです。当初から変わらない理念をひとことで表すと「骨太の学力」です。これは付け焼刃の学習ではなく、将来を見据え生徒一人ひとりの個性を尊重しながら、がっちりとした実力を備えさせたいという気持ちです。ありがたいことに、これまで素晴らしい生徒さんに恵まれ、また自分が理想とする指導法を試みるなかで、実績を出させて頂いております。

自分が理想とする指導は、自らの経験によるものが大きいと思います。小学4年生の終わり頃から、とある街(100万都市のひとつ)にある全国展開の進学塾に通っておりました。鉢巻締めてエイエイオーな感じなところです。。自分の学校の成績は悪くなかった(たぶん賢かった)と思うのですが、その塾での成績は芳しくなく、「うーん、こんな難しい問題をすいすい解く人がいるなんて」と衝撃を受けた記憶があり、その塾には小学6年生の終わりまで通ったものの、周りのやつらでラ・サールなどに進学するものもあるなか、自分は地元の公立中学校に進学したのでした。中高は勉強をしないわけでもするわけでもなく過ごしたわけですが、高校で感じた初めての苦労は「これまで勉強をほとんどしなくても何とかなってしまっていただけに、長い間勉強をすることができない」というものでした。そしてこの困難は乗り越えたものの、大学受験では国立の前期試験は不合格で、後期試験だけで合格というもので、受験の成績も芳しいものではありませんでした。

うーん。こうやって書くとなんで学習塾、それも数学塾をやろうと思ったのか不思議だなと自分で思い返しました。受験エリートではないですね。節々でしっかり挫折感を感じています。

大学時分はときに家庭教師(その子たちは医大や地域トップ高に進学)をやっていたのですが、「たぶんきっと、自分は指導力があるな」と思っていました。指導力とは「自分が解ける力」は当然として、「相手が何を求めているのか」「相手のどこを改善すればもっと伸びるのか」を見抜く力を備え、それでいて生徒と信頼関係を築けるような人間力なんじゃないかな?そんなことをアマチュア時代(学生時代)に感じていました。

さて、理系学習塾を立ち上げたころ、あるご縁があって、難関中学を受ける生徒さんの指導を打診されました。当時の自分は大学受験の理数には自信があるけれど、中学校受験の問題なんて教えられるのだろうか?と過去の挫折感が思い起こされたのですが、自分は「やります!」と答えたのでした。

つづく・・・はず。

(こんなお話が面白いかどうか、みなさん感想きかせてー)ほんだ  


Posted by juniorcollege at 19:50Comments(0)何でもないこと

2013年03月11日

医学部合格体験記。

日々のつぶやきはこちら⇒http://twilog.org/junicale

今日は文章ながーいです。。。

──
ジュニカレの高3の生徒が合格体験記を書いてくれました。彼と初めて会ったのは中1の頃で、ジュニカレで学び始めたのは中2からだった気がします。学校での成績はとても良く、1番を取ってくることもありました。はじめから進学先は医学部を希望しており、意欲はあったものの、高校の進学先に悩んだり、趣味とのバランスの取り方で苦労したこともあったように見受けられました。ふつうの高校生と同じようなことで悩んだりするわけです。

特に思い出されるのは、高校での進度がそれほど速くなかったために、受験の1年前(高2の終わり)には未修分野がまだまだあり、「受験数学が、果てのない海に感じるか?」との問いかけには「はい・・・。」とのことでした。毎年のことですが、高2までの学校の内容と受験数学には大きな壁があり、これを乗り越えるには「頑張る・・・」だけでは厳しいのです。。それからの時間をうまくリードすることで、秋ごろには「受験数学のそれぞれの分野がどこに配置されているか」ということを把握でき、過去問集を適切に使うことで、「各校の出題傾向の相違」を体得してもらえたように感じます。

自分の感覚としては、12月の頃には「いけるかもしれないな」と感じることができました。

が、受験は勉強が出来ればなんとかなる、というものでもなく、メンタル的な強さもとても重要に感じます。「不安をいかに克服して、自分の獲得した力をすべて発揮できるか」は、良い助言や良い行動を促すことが必要だと感じています。また、1月中旬からの受験シーズンをなんとか乗り切ってくれたことに対して、一番嬉しく思いました。

まず、紹介したいメールは、2月の上旬にすべての入試を終えた後にくれたメールです。医学部の受験校にはすべり止めは一つもなく、合格できれば進学するという気持ちで受験しましたが、最後の受験が一番難関といえる大学でした。また、この頃には受験した医学部の合否は少しずつ分かってきており、本人としては「今年はダメかもしれない」との気持ちもあったなかでの最後の受験でした。この最後の受験を受けることが出来たかどうか(受験しない可能性もあった)は、合否が分からない時点の彼にとって、とても重要なことだと感じています。もしかすると浪人することになるかもしれなかった訳ですが、「今年の実力はすべての受験校にすべて注ぐ」という取り組みによって、最後に光明を得たのだと感じています。

──
先生こんばんは(^-^)

一応全部の一次試験が終了しました
感想としては
受験って厳しいんだなあと。
あと、ホントに今まで支えてくれた親と、
学習だけでなくメンタル面でも支えてくれた先生に
とっても申し訳ない気持ちです

ホントに、先生と、去年、
ジュニカレの合格体験記に
**合格で、書くと約束したことを覚えています。
それは、自分の夢で、
先生にはホントに感謝することもいっぱいで、絶対書こうと思ってました。
だから、ホントに悔しいし、ごめんなさい。

今は、もう来年へ
カウントダウンが始まったのかと思いつつ、
まだ一応二次へ対策をしようとしはじめています。

いまはすごい、悔しくて、悲しくて
という気持ちでいっぱいですが、
今先生に一番感謝してるのは
最後まで**を第1志望にしていろ
と言い続けてくれた事です
今日、**の受験生を見てきて
明らかに他とは違いました。
あの場に行って、しかも唯一数学だけ
手ごたえがあったのは、
絶対先生のおかげです。
これじゃあダメだ
もっと苦労してる人がいる。
そう思って
来年にとても繋がる、
すごいいい体験でした。

この悔しさを絶対に忘れないで、来年たくさん合格して、
立派な医者になりたいと思います。

今日は静岡には帰りませんが、
またジュニカレに顔を出します(^-^)

ひとまず、報告です(^o^)

本当に
ありがとうございました
───


この後、いくつかの合格発表があり、なんと、そのうちの一校に一次試験(筆記)を合格していました。

その後は、医療系の面接対策として模擬討論を行ったり、受験校(静岡よりは大きい地方都市)の雰囲気を知ってもらうために、友人知人と連絡をとって情報を与えたりと、穏やか(?)に過ごしました。

この時点での気持ちは、不安というより”絶好調”です。。医学部の一次試験(筆記)を現役で突破してるのは、仮に二次試験で不合格になったとしても、大きな自信をもって浪人生活を送れると思えていることです。

面接の様子を聞くと、「体罰問題について」というお題での集団面接だったそうですが、試験官の教授陣ともうまく議論を進めることができ、「いけたかな」という手応えを感じていたようです。また、これで落ちてもスッキリ!もう一年頑張れるという様子でした。

結果・・・無事に合格することができました。


───
高3の春、僕は本田先生と現役合格して受験体験記を書くと約束して、今本当に書けるようになって嬉しいです。

ジュニカレとの出会いから、入試合格まで、たくさんの出来事がありました。キツい事を言われたり、本当に励まされたり、まるで学校のような体験をしました。今思うと、本当にジュニカレは、学校の役割もしてくれる、進学塾な気がします。

自分は、高3の直前期、ストレスとプレッシャーでいっぱいでした。だけど、そこで気を使ってメールをくれたりしてくれた本田先生は、自分の合格になくてはならない存在で、精神的にもものすごく助けられました。また、勉強面では、内容だけでなく、やり方も教えてもらいました。赤本は~ぐらいにやりなさい。順番は~。対策の仕方は~。などなどです。これらの事によって、最後まで、たまにストレスでペースを乱すことがあっても、現役医学部合格にむけてそこだけは揺らがずできました。揺らがないのは当たり前と思うかもしれませんが、高3の秋には周りは志望校を落としたり、学部を変えたりして、志望校を変えないのは非常に気持ち的にもキツいことでした。でも先生は、とても高い第一志望であっても、変えないように指導してくれました。今思うと、どこにも妥協しなかった、妥協する状況を与えなかった本田先生がいたからこそ、合格したと思っています。

勉強の内容で言うと、主に自分のペースでやってくれていたので基礎から始めて、大学への数学が大体宿題で出されて、こなしていました。僕はベクトルが苦手だったので、そこを何回も宿題で出してくれた事によって、センターや私大でベクトルができました。

今なら自信を持って言えることは、一番確実に合格する為には学習面だけでなく、精神面、そして1人1人の事を大切に見てくれる塾を選ぶべきで、間違いなくジュニカレは、その塾に当てはまります。受験勉強はトラブル、予定が狂うことなんて当たり前ですが、それだけ、自分を支えて、勉強を何の不安もなく出来る環境をつくってくれる塾が必要です。現役生はただでさえ卒業生に比べ勉強時間が少ないのに不安やプレッシャーに振り回されてたら合格出来ないのは当たり前だなと、これは直前期に気づきました。

ジュニカレの生徒はみんな勉強に向かう姿勢が素晴らしかったですが、みんな始めからこうだったわけではないと思います。自分も入った時は勉強時間30分からのスタートでしたが本田先生は多趣味で話も合い、信頼関係も段々と築けるようになりました。そして最後は全てを信じてやり抜きました。

ジュニカレなしでは合格はあり得ませんでした。面接の対策も非常に助かりました。もうこの感謝の思いをどう表現したらいいかわかりませんが、次のジュニカレでの目標は本田先生に僕になら腹を切らせてもいいと思ってもらえるような医師になることです。

ジュニカレOBが頻繁にジュニカレを訪れる姿を見ていたので、自分もジュニカレOBに晴れてなれてすごい幸せです。笑

たくさん今後も足を運ばせてもらいます!本当にありがとうございました(^-^)

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ジュニカレではたまたま医師志望の生徒が多めですが、自分は「この子達が医師になったら、自分の腹を切らせられるか・・・」なんてことを考えたり、伝えたりして指導に携わってきました。(みんなが外科に進むわけではないですが・・・)心意気の部分です。彼がそんなことに触れてくれて、とても嬉しいです。また、友人の医師も祝福してくれ「これからだね!」との声も頂きました。そうです、これから始まるんです。期待しています!!  


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2013年03月07日

公立高校入試を終えての感想。

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5日(火)6日(水)に行われた公立高校入試も終えました。2日目の面接を終えた日の夜はちょうど中3の子たちの授業でしたので、試験後ほやほやの感想などを聞くことができました。気になる数学は自分の判断では「最後から二番目の大問"関数"と最後の大問"平面図形"は特に難しくなかったものの、確率、文字式の利用、立体図形上を動く点の問題はこれまでの静岡県の傾向と違った印象だったので、難しく感じた受験生は多かったのではないか」と思いました。また、「関数では2乗に比例する関数に一次関数が乗っていることが多かったですが、10年ぶり(?)くらいに反比例の関数が乗っていました。特に意識しなければ、普通に解いちゃうと思いますが、へーっ」と思いました。

生徒達の感想では「社会が簡単」との評。これまでの努力が無駄になることはないとはいえ、率直な気持ちとして「せっかくあんなに追い込んだのに・・・」という肩透かしされたコメントでした。理科は「なんだか私立高校入試の問題みたい」との評も。問題文、長かったですね!

何問か抜粋してみます。
─2013年度公立高校入試 数学─
大問1の(2)(3)平行線と折り返しの角(中1)、文字式の利用(中1、中2)

静岡県(に限らないとも思いますが)の数学、理科、は問題文が長いです。適切に読み取らないといけません。で、読み取ってしまえば、必ず教科書レベルの標準的な問題に落とし込まれます。うまく作られていると思います。また、「中学校の数学をこの一問に集約したい!」「ちゃんと勉強した人は解けるはずだ!」という問題作成者の情熱を込めると、ほとんどは「うんうん、そうだよね。これを出すよね!」ということになります。この問題を入試の会場で初めて見た・・・ということではマズイです。どちらも完答してもらいたいです。

大問3 場合の数と確率(中2)、連立方程式(中2)

静岡県の確率分野は、高校生の知識があれば有利かというと、そうでもなく。策(高校生の知識、確率の上手い計算)に溺れることなく、きちんと図示(樹形図を)し、定義に従って考えたほうがいいと思います。中途半端な知識は足元すくわれると思うところです。また、静岡県の文章問題はけっこう手が込んでいまして、大好きです。。。一般的などんな問題集で勉強しても、この雰囲気の問題はないです。「計算が得意だぜ」「文章題もパターン化だぜ」的な感じで数学が得意と思っているだけではなかなか式が立ちません。問題の情景を適切に見抜く分析力が必要だなと思います。自分的には過去に出題された「2種類の花(なんだか知らない名前)の本数?鉢?を数える問題」が好きでした。どう対策すればいいのでしょーー?ちなみに、結果的にはきちんと完答してほしいです。

大問4 立体の相似と体積比(中3)、図形上の点の移動(中1、2)、円錐の展開図と側面積(中1)

これは難易度の評価はさておき、これまでの静岡県の入試問題としては新傾向に感じます。立体図形の相似と体積比を確実に意識して学んでてほしいっていう意図を感じます。また、平面図形上での動点の問題はありましたが、立体図形での動点(毎秒15゜という角速度での表現)での出題は初めてなのかな?と思いました。さらに、作図の問題もこの動点の情景が把握できなくては作図できません。・・・すこし手が込んでるなと思いました。最後の円錐(の一部)や展開図のおうぎ形の面積、中心角の問題はちょうど公立中1の子達にテストをやっているところですね。全員再テストでしたが!!

大問5 関数


面積の二等分でしたね。どう考えても、今年はこの問題のウェイトは軽いと思います。近年のほうが難しかった。ただ、来年のことを考えると、平行線の利用による等積変形は要チェックだと感じました。

大問6

今年は図形が親しみやすかったので、結果的に解きやすかったと思います。

というわけで、融合問題の割合が増えていますね。数年前までに比べて難化したままという印象です。また、平面図形の問題のなかで三平方の定理をバチっと使うという出題は今年もありませんでした。他県では普通に出題されているのですが、静岡県特有の出題自主規制なのかなと思います(曖昧で誤解ありそうな表現なんだけど、勉強してる人は分かってくれると思う・・)。

自分としては、静岡県の入試問題の形式がマンネリしているなぁと感じていましたので、これからは完全に(中1入学時から)脱ゆとりで学んだ受験生に対しては、改良された試験問題になるのかなぁと思います。具体的には学ぶ内容(教科書が厚くなった!)が増えているので、限られた紙面で出題するには融合問題の割合が増えるだろうな、と。数学で満点をとれるかどうかは、これまでは最後の図形の問題の証明が完全正答できるかどうかでしたが、これからはそうもいかないのかな、と思いました。

とりあえず・・の感想の速報です。ジュニカレのセンセ(ほんだ)が一人でやってる分析なので、大手のセンセーがたの分析とも違うかもしれません~。  


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2013年03月05日

静岡附属受験を終えての体験記(ご家族からのお手紙)

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──追記された先日の記事「昨日の図形のもんだい(小6、中2、高1の内容)」──
 今日はシズコー(公立高校の入試1日目)ですね。前回私立受験のときとはちがって天候にも恵まれ、花粉さえなければ・・・最高の受験日和でしょうか。さて、まずは前回のブログ記事の追記です。。平面幾何の面積の問題を3問載せてましたが、4問目!を一番下に書き加えました。もしよろしければ、是非ぜひ。。



──静岡附属受験の体験記──
ありがたいことに、1月の受験に際してのご感想などお聞かせ頂けませんか、とのお願いに、お応え頂きました。ジュニカレの取り組みや指導を、どのように捉えて頂けていたのかも把握することができ、大変ありがたく拝読させて頂きました。ご紹介させていただきます。

─「ジュニカレ」…そこは娘にとってただの塾ではなく、勉強以外にもたくさん学ぶことがある場所。人生勉強をする道場のような場所です。

娘が本格的に受験モードに入ったのは、6年生の11月でした。それまで週末はほかのことを優先させ、毎週水曜日の授業には休まず行き、先生や他の学年の方々との会話を楽しみつつ、出される課題をこなす日々でした。11月に入ると、毎水曜日に加え、週末の土日はお昼を挟んで10:00~15:00頃まで、ジュニカレで自習していました。内容は附属中の過去問とジュニカレのプリント、国語の問題をとにかく繰り返し何度も解いていたようです。

算数はジュニカレで学び始めたことで、苦手→得意科目へと変わり、難しい問題に取り組むことを楽しんでいるように見えました。反面、国語は得点が停滞し、自信も持てなくなっていました。そのため、11,12月は算数以上に国語に力を入れて問題を解いていたように思います。そのかいもあってか、12月後半には国語にも自信を持って取り組めるようになっていました。

 また、"会場の雰囲気に慣れる"という目的で、教英社の模試を3回受けました。目的は分かっていても、親としては具体的な数字、で結果を目の当たりにすると、余りのひどい結果についつい口に出してはいけない「受験なんてやめなさい。受かるわけない!」の言葉を娘に浴びせ、それを本田先生にまで派生させたこともありました。しかし、そんな時、先生は必ず子供側に立ち、支え、結局はやる気にさせ立ち直らせてくれるのでした。その姿を見て、本当にこの先生にお任せしよう!と心から思ったものでした。

 不安しかなく自信が持てなかった11月を、ひたすら問題を解き先生との会話を重ねて過ごすことで、自信しかない12月へと変えていきました。クリスマス、大晦日、お正月。とにかく問題を解いて、解いて、解きまっくた日々でした。ジュニカレでは中3の塾生の方々とお話をさせて頂くことで、更なる附属への強い気持ち、その中で、自分の思いを具体的に言葉にしていく練習等、受験日への準備を具体的にしていきました。

 受験日は比較的落ち着いた様子で会場へ向かいました。試験や活動に関しても自分のことを客観的に見ていて、冷静に話してくれました。

 合格通知を頂き、今は中学生になる日を今か今かと待ち望んでいる日々です。新しく教科に加わる英語の勉強も始め、中学生になる心の準備は出来ているように見えます。娘はこの数か月で、目的を持った勉強の仕方、将来のことなど色々考えたようです。そのお蔭で、近くの目標のための勉強ではなく、その先3年後、6年後にある目標のための勉強をする、という意識を持てるようになりました。それは、ジュニカレには学年,年齢を問わず、様々な夢を持った人々がいて、垣根を越えて話を聞くことが出来る何物にも替え難い環境があるからこそ、の賜物です。娘にはこれからも、大好きなジュニカレに通い、たくさんのことを学び、自分の夢を具体的にし、実現するための努力を続けて欲しいです。本田先生、これからも宜しくお願い致します。  


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2013年02月26日

昨日の図形のもんだい(小6、中2、高1の内容)

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各大学の前期試験の問題も気になりますが、今年は国立志望がいないという珍しい年でした。。「大学への数学」の4月号がきたらゆっくり解きます。。

さて、昨日月曜の公立中2クラスの授業。図形分野の問題を解いていました。内容的には受験向けの算数をやっている小6ならばスイスイ解ける内容なのですが、中2に解かせてみると結構苦戦します。なかには小学生当時は解けたのに今は苦戦する子も。。

問題はとてもシンプルなので、スマホで撮った写真を載っけてみます。
問題1

S1とS2の面積の比を求めましょー。M,Nは中点です。

解答1

補助線を引きたくなると思います。小学生にも分かる解答です。1~2分くらいだと思います。

問題2

同じく。Mは中点です。

解答2

これも補助線をCから引いて、右隅の四角形を三角形2つに分割すれば、見抜けます。

問題3

これは昨日、ちょっとめんどい解法を提案してしまって自戒のために載せました。そのときは、(三角形ABCをSとして)S1とSの比を求め、S2とSの比を求め、S1とS2とSの連比で解いてみてはどう?なんて言って解答しました(1分)。でも、じーっと見ていれば暗算ででました(数秒)。。

解答3

確かに確実に解けるけど、不満。。頭のなかで「4☓3と5☓4で3:5」とやれば数秒でした。

市内中学校入試には例年出題されてません。県内公立高校入試にも出題されてません。。センター試験的にはベクトルの問題を解くときに、こんな図形ばかり出てくるので、ジアタマというかそういうところで効いてくるような気がしています。。

雑記でしたー。


─3/5(火)追記─
問題を追加しておきます♪。
問題4

平行四辺形ABCDにおいて、Pは中点、Qは5:4に内分しています。三角形PQDの面積は平行四辺形ABCDに対してどのくらいの割合?

目で解くためのヒント
左下の三角形PBQの面積を⑤とすると、三角形QCDの面積は⑧だな、と考えるところから・・・。

解答4

図のように5,8,9と面積比が出ます。平行四辺形全体の面積は・・・例えば三角形APDが全体の1/4であることに気づくので、36と分かります。よって・・・略。

こういう視点があると、ベクトルのときや数学ⅠAの幾何(図形分野)で楽になるはずだと思うんだけど、統計をとってるわけじゃないので、絶対とはいえません。。僕は「きっといいことがあるだろうな」と思って教えています。ちなみに、チェバやメネラウスの定理も素敵だけど、(証明は可能とはいえ)どうもブラックボックス化されてて、図形を見抜いてる感じがないのが好みではないです(適時、使いますけど!)。

─3/8(金)追記─
さらに問題を追加しておきます。
問題5

真ん中の三角形の面積は、全体に対してどのくらいの割合?(Mは中点)

これはシズコー入試を終えたばかりの中3に解かせてみると、なかなか手が出ません。。こういう視点の問題はこの頃やってなかったので、ほぼ初見の状況。ヒントは頂点A、B、Cのとこにあるそれぞれの三角形の面積は、全体に対してどれくらいの割合?・・・これで解けたようです。ちなみに、この問題は中学受験の算数の本から引用しました。高校の数学A(平面幾何)でも扱うかもしれませんが、なるべく簡単に考えたいものです。

解答5




問題6
これは解説もヒントもなしです。受験算数に触れている小学6年以上なら取り組めます。

L,M,Nは中点です。S1は全体の正方形に対してどれくらいの割合??という問題。これが解けたらいいなぁ。答は↓に書いておきますが、数字だけ見ても分からないと思うので・・・・見ても良いかと思います。






















解答6
1/10です。  


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2013年02月25日

先週末の金曜(合格発表の日)。

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今日は国公立入試の前期試験ですね。
このところ冷え込みますし、花粉は飛ぶしで、生徒たちもマスクで完全武装。インフルエンザは落ち着いたのかな、と感じます。


さて、この写真は先週の金曜の昼間にジュニカレにやってきた生徒のメッセージです。夕方にジュニカレに着てみたら書いてありました。この生徒とは正午くらいに連絡を取り、吉報を聞き、既にとても喜んでいたのですが、改めて興奮が伝わってきました。かわいいやつです。

彼が進学するのは、地方都市(静岡よりは大きい街)の私立医科大。現役で受かることを目標にやってきましたが、終盤は気持ちとの戦いでした。でもこうなることを予測して、春夏から追い上げていたので、秋には「ひょっとすると間に合うかな」との手応えを感じていました。彼には、学校(私立高校)の授業内容や進度とは異なる課題を与えたので、負担が大きかった時期もあったはずですが、彼は僕のことを信じてやってくれたのか、きちんと応えてくれました。試験直前では「実力を如何なく発揮してもらえるような短いメッセージ」だけを送り、数日おき(?)に訪れる気持ちの不安を抑えていたように思います。

二次試験(面接など)を終えたあとは「もう悔いがない。これで落ちてもスッキリしている。一次試験(筆記)を合格した上で浪人することは、自分にとっても悪くない。」と晴れ晴れとした様子でした。そして合格までこぎつけたのですから、実力を出しきったかな、と思います。

この後にはまだ私大入試、公立高校入試と控えています。皆が自分の思うところに到達できることを願っています。  


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2013年02月20日

近況(2013年度の募集)など~

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毎年のことですが、1月2月とあっという間に過ぎていきます。
もう今日から下旬で、あと8日で3月。早いです。

受験でいうと、静岡附属中(今年も去年も100%合格♪)が終わり、私立高校入試(今年も全員シズガク)が終わり、私立大学入試もほとんど終わって結果待ちの状況です。特筆するとすれば、シズガクでなかなか素敵な特待を頂けたり、医学部入試で現役生が筆記試験を合格したことはすごいことだなと思っています。

受験生以外では、フタバが3月5日からの後期第二回試験があり、中高生はすでに試験ムードが高まっています。前回の試験からずいぶんと期間があったので試験範囲が多めで、科目数も多くなるので、準備が大変そうですが、せめて数学、理科だけでも全員で良い結果を出してもらいたいです。公立中(1年2年)では後期末試験が終わって、答案が返却された頃だと思います。すべての結果は把握していませんが、適切な準備・対策ができたところは良い結果がでたようで、学習方法は洗練されてきたかに見える生徒もいます。一方で思ったほど結果が芳しくない科目があった生徒もおり、新学年を迎えるまでの課題です。

さて、3月を迎えると、高校受験の生徒は公立高校入試でヤマを迎えます。。全員シズコーを受験しますが結果には心配はしていません。。。それよりも心身学力ともに万全で迎えられるよう、自分と向かい合ってもらいたいです。



・・・・来月は今頃3月末なんですね。当たり前ですけど。。でもこのたった一ヶ月でいろんな変化があるよな、と楽しみです。桜は咲き始めるし、受験生であった生徒たちは新しいステージに上がりますし、ジュニカレでも新しい仲間を迎えているんだろうな、と。個人的には娘も1歳目前で、日々のささいな成長が楽しみなんです。みんなにとって、良い春を迎えられるよう、まだ寒さが残るうちにじっくりと地道なことをやっておきたいな、と思う次第です。

写真は、前回の中3R君に続いて、同じく中3の女の子です。・・・聡明です。

─新年度の募集─
2月に入り、お問い合わせメールを頂いております。ありがとうございます。初めての面談の際、どなた様も「ツイッター(ブログ)を以前から見てました」とおっしゃって頂きます。2年前からご覧になっている方も数名おり、一方的なツブヤキでも何かの役にたつんだな、とすこし嬉しく思いました♪。これまでは霧のなかにいるような感じでしたが、これからは「ツイッター越しには誰かがご覧になっている(はず・・)」と思ってつぶやくようにします!また、ツイッターとブログを通じて想像する"僕自身(ジュニカレのヒト)"に対するイメージは「固そう」「体育会系」「楽しそう」など様々ですが、そのギャップもいいかな、なんて思っています。。自分としては「おおらかで無頓着なところ」と「几帳面なところ」があるけど「わりとゆるい」ヒトなんだろうと思っていました。。こんど生徒に印象を聞いてみます。。

あとですね、、これは大事な話なんですけれど、すでにジュニカレを少しご存知の方で「ジュニカレはレベルが高い」というありがたいようなありがたくないようなイメージをお持ちの方がいらっしゃる(よう)なんです。。これからのジュニカレの生徒に求めることは「やる気はある・・」「ジュニカレの生徒たちが作ってきたジュニカレの雰囲気(?)環境(?)をこわさない・・」この2点だけなんです。また塾の在り方としては「基本的に中高生には塾は要らない」との考えは、塾を始める前から今でも変わらない考えを持っています。その基本的な考えの上で「それでも手を差し伸べる必要があったり」「現状に飽き足らない生徒に高みを見せたり」「転ばぬ先の杖として・・だったり」「(もう若いという年齢ではないですが)生徒にとって学業に関わらず刺激を与える兄貴(先人)と出会っていてほしい」などなど、あえて塾に通う意義がある生徒にとって、塾に通う必要であると考えています。またジュニカレで学ぶ生徒たちは全員がほんとうに"いい奴ら"で、将来が楽しみな生徒ばかりです。こんな生徒たちと講義や、机を囲んで話あったりすることで、お互いに高め合ってくれていることを嬉しく思っています。ジュニカレでは新年度を迎えるにあたり、各クラスで数名ずつ募集をしております。ご関心を持って頂けましたら、ぜひお気軽にメール(面談希望や、ご不明な点などなどの旨)を頂きたいです!

面談は平日の午後、土日の午後などでしたら、ご希望に沿えると思います。授業の見学や体験授業はいつでも承っております。もちろん、無料です。。。

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ジュニカレ ほんだ  


Posted by juniorcollege at 16:06Comments(0)塾の日常

2013年02月06日

今日は私立高校入試。

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あいにくの冷たい雨で朝を迎えました。
今日は市内の私立高校の入学試験の日です。ジュニカレの生徒たちは全員シズガクを受験しに行っています。これまでは2日間の入試日程でしたが、単願(私立高校受験のみ!)の生徒以外は5科目試験だけの受験となり、1日で入試を済ませます。

中3の生徒たちは、内申点45点だとか、英語と数学は満点だとか、学校の試験でこれまで4回連続で240点を越えるとか、全員学校で一番の成績を取ってくるとか、どう考えても成績の優秀な生徒たちばかりなんです。。。塾もジュニカレで週に1回2時間の受講だけ(実際にはいつも延長で3時間くらい・・、さらにたまに補講やってます)の生徒と、オプションで週末にジュニカレの寺子屋を受講している生徒と、英語塾(ジュニカレの生徒はT野英語塾の掛け持ちが多いです)に行っている子が1人と、一般的な生徒たちよりも塾に費やす時間が多くはないほうだと思います。結果的に(きっと)家計に優しい有り難い子達だと思います。。

そんな生徒の1人のR君の勉強の様子を捉えた一枚の写真です。
ちなみに静岡県の公立高校入試の問題は、「数学は最後に証明があり、時間もきびしめ、関数の問題の中では三平方の知識を出題しない」「英語はリスニングありで、シチュエーション自由英作文がある」「国語は作文があり、静岡県入試特有の出題(?・・うまく言えないけど分かる人は分かる)が3問目にある」「理科社会は問題文の文章が長い、文章で説明させる出題が多い」・・・ざっくりいうとこんな感じで出題形式や傾向はほとんど変化はありません(脱ゆとり、指導内容の増加による変更はあります)。

彼(R君)は記述形式の問題を解きまくっているのですが、彼の学習の特徴は「三菱の鉛筆を使うこと」「とにかくノートに書くこと」「教科書を信頼し愛読していること」です。記述形式のときも、ノートに鉛筆でグリグリと書き、疑問があれば解答解説や教科書、参考書を徹底的に調べ、必要があれば私(ジュニカレのセンセー)と問題の背景や意図など、話をします。ときには生徒たち同士で議論をし、答案を改善したりしています。先日はふらりと遊びにきた(ほんとに遊びに来てまして、R君と将棋を2局打ってやっつけてました。ちなみに私はR君には勝てません。)某セイジ家の方に、社会(産業関係)の問題について質問をしていました。中3にしては議論というか応対がしっかりしてて安心感があります(身体がでかいからかもしれませんが・・)。

きっと彼らは今頃シズガクの教室でお弁当を食べている頃でしょう。午後の入試も存分に力を発揮してほしいです。今夜19時~の授業も楽しみです。  


Posted by juniorcollege at 12:30Comments(0)塾の日常

2013年02月04日

立春。

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昨日は節分、今日は立春。暦の上では今日から新年です。(旧暦とはまた違うんです。。)たとえばお茶摘みの八十八夜は立春から数えて八十八夜目で、たいてい5月2日。そういえばGWになるとお茶を作っている生徒に「お茶摘みの時期だね」なんて言っていましたね。そんな起算となる日が今日です。


さて、明後日の水曜は静岡の私立高校入試が行われます。シズガクを受ける生徒ばかりですが、実力は十分とはいえ余裕をもって受験するよりも、公立入試を想定して緊張感を高めて受験することを心がけて欲しいです。

さてさて、入試も佳境を迎えあわただしくしていると、新年度のこともそろそろ考えなくてはと思うのですが、一向になにも進んでいません。。おかげ様でお問い合わせや体験授業~ジュニカレ入塾!!という流れもチラホラなのですが、そろそろちゃんとやらなくてはいけませんね!ジュニカレは存在意義のある塾だと思っているので、小さな塾ですが、しっかりとやっていきたいです。お問い合わせはメールでお願いいたします!

とりとめのない更新ですが、なんとなく、です。

写真は3年くらい前にフィルムカメラで撮った写真をスキャンしていたものです。ダリアは好きな花です。


  


Posted by juniorcollege at 14:03Comments(0)何でもないこと

2013年01月21日

2013年の抱負と新年度のご案内。

http://twilog.org/junicale日々の他愛もない更新はツイッターで変わらずやってます。

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昨日、センター試験を終えて、入試スケジュールも山場を迎えます。年初の賑やかさも落ち着いて、張り詰めた空気に感じるのは外が寒いからだけではないと思います。

入試のスケジュールでは正月は関係がなく、、、公立中1,2年は始業してすぐの11日(金)に学力調査(学調、公立高入試形式で進路決定や習熟を判断する際に重要な県下一斉テスト、私立は参加しません)があり、附属中入試は12日(土)に。また静高、フタバなどでも試験が行われました。そして19(土)20(日)にセンター試験が行われたところです。自分としては、附属中の合格発表を聞き、学調の結果を聞き、センター試験を終えたところで、すこしだけ落ち着きましたので、年初の更新をするにいたりました。

昨2012年の目標は、「守る」でした。これは新しいことに挑戦するのではなく、既に獲得しているスキルに磨きをかけようという気持ちでした。また、私事として第一子が昨春に生まれることが分かっていましたので、新生活を迎えるにあたり、足元を固めようというと気持ちもありました。自分自身が親の立場になったことで、「今お預かりしている生徒全員が、愛情を注がれてきた大事な大事な子どもである」ということを、これまでにない心境で感じることができ、自分が関わっている生徒とご家庭に対して、心からありがたい気持ちになったことも昨年で一番の気づきでした。まだまだ至らない点もございましたが、おかげさまで、2012年も良い年で過ごすことができ、感謝しております。

本2013年の目標は、一転して「急がば回れの攻め」に転じたいと思っています。昨年の経験を活かし浮き足立たず、これまで以上に数学だけではなく先々を見据えた指導・接し方をしたいです。1年後、高校受験、大学受験、どんな大人になりたいか、などを考え、自分自身で将来をデザインできるお手伝いをしたいと思っています。これまでも機会があればOB、OGやジュニカレの先輩、僕の友人(医師、政治、エンジニアなど)の声を伝えたりしていましたが、今年はもっと積極的に機会を設けようと思っています。どうして勉強するんだろう?という素朴で答えづらく、考えることを止めてしまいがちな疑問に対してもしっかりと向きあいたです。結果的にまわり巡って、「今やるべきは目の前の学習だ」となってきた先輩たちの経験をちゃんと伝えていきたいと思っています。

──現在の授業時間──
新小5(新規開講 曜日未定)
新小6(土曜朝10時~12時)
新中1(水曜夕5時~7時)
新中2(水曜夜7時~9時)
新中3公立(月曜夕5時~7時)
新中3フタバ(木曜夕5時~7時)
新高1(水曜夜7時~9時)
新高2(月曜夜7時~9時、金曜夕5時~7時)
新高3(火曜夜、金曜夜など)
となっております。
年度が替わりますと、曜日授業時間が例年変更になるクラスがございます。
現ジュニカレ生の都合を元に組み替えをしていきますが、例年中学校に進学する生徒たちの予定が確定するのが4月下旬からGW明けの頃になるために、クラスによっては2月~4月に渡って移行していくことになります。授業回数に増減はありませんが、曜日変更の連絡にご注意頂きたいです。
(現ジュニカレ生の方は変更希望や他のお稽古事の都合をお知らせ頂きたいです。)

──お問い合わせ──
1月も半ばを過ぎまして、今年もお問い合わせを多数承っております。ありがとうございます。
体験授業はいつでも承っております。ご面談は平日の5時までの時間でしたらたいてい承れます。
メール 「infoアットマークjunicale.com」
または
FAX 「(054)273 4180」
にお願いいたします。(なかなかお電話でご対応することが難しくなっております。ご賢察いただきますよう勝手ながらお願い申し上げます。ご面談の際に携帯電話をお伝えしており、ジュニカレ生の緊急の連絡はこちらで承っております。)

静岡ジュニアカレッジ ほんだ  


Posted by juniorcollege at 11:05Comments(0)案内

2012年10月25日

もう10月末。

夏休みを充実して過ごし、休み明けの試験対策に追われていたら、もう10月末。

なんとかいい夏、いい秋になっているようで嬉しいです。

高3は秋の特別な大学入試(防大、防衛医大、推薦・AO入試)などは始まっていますし、センター試験の出願も終わりました。小学6年生は正月明けすぐの入試に向けて、中1、中2は11月半ばの後期中間試験に向けて、中3は12月の学調と高校入試に向けて、高校1年生はようやく難関の数1、数Bを終えて数Ⅱに、高校2年生は部活を引退して受験生デビューです。

意欲的な生徒たちのために、骨太の学力を、と理系学習塾をやってもうずいぶんと経ちました。やってて良かったと思うこの頃です。

日々の他愛もない更新はツイッターで変わらずやってます。http://twilog.org/junicale

小5~高3まで、お問い合わせはメール「infoアットマークjunicale.com」またはFAX「054-273-4180」まで、または「直接お越しいただく(アポなしでも構いません)」で、よろしくお願いいたします。お電話ではほとんど承っておりません。。
(返信を必ずしていますので、もし御連絡がない場合、お手数ですが再送お願いしたいです。お手数おかけしますがよろしくお願い申し上げます。ジュニカレ本田)  


Posted by juniorcollege at 14:14Comments(0)塾の日常