2010年10月13日

夏季789月を振り返り、秋からを考える(1)。

ジュニカレのツイッター。ツイッターをやってなくても読めます。
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どの学年も、7月くらいは皆さん無邪気な様子でした。

いちばん変化があると思ってる小5は、完全な子ども⇒意欲的な子に。
小6もこの夏休みを経て受験生になることが出来ました。
中1も、春先はあどけない感じでしたが、成長期なのか半年でちょっとは兄ちゃんお姉ちゃんらしく。
中2は新たな仲間を迎えて、夏から充実した授業に。結果はこれから。
中3は受験生の自覚は僕が思うにまだまだ。夏で気持ちが高まったのを感じました。
高1は夏前までは学習法が定まらず、大変そうでしたが、夏でようやく安定。
高2はわりと安泰。高校生としての遊びたい盛りの時期は過ぎて、落ち着きが出てきました。
高3は粛々とやるだけ。夏は数学あんまりやらなかったね。。

10月になって、新しい生徒たちも増え、変わらず上を目指していきます。

いくつかの学年について、ちょっとだけ詳しく様子を書いてみます。
[小6]
受験生と受験をしない生徒の混成クラスです。四谷大塚の5年生のテキストを使用して木曜日に授業をやっています。受験をする子達(附属、雙葉)は各自、ほぼ個別授業のように時間を設けて対策をしています。

受験指導については、小さな塾、まだ8年程度の塾とはいえ、ジュニカレのノウハウがあります。静岡市内での受験を目指す場合の勉強法は、改善の余地はあるとはいえ、ほぼ確立してきたように思います。

でも僕は、静岡市内の中学受験の場合は、合格することよりも大事なことがあるということを常々伝えながら授業をしています。

静岡の場合、本人やご家族が希望する、ちょっとムズカシメの大学に進学することを希望する場合、大事なのはどの高校に在籍するかが大事かなと思っています。。(「勉強がすべてじゃない」という建前は置いておいて、正直に思うところを書いてみます。)

10月の最初の授業の際、小6の子たちに伝えたのは、勉強に際して「何がいちばん大事か」という話をしてみました。その中で伝えたのは、
・受験するからには合格を目指す。もちろん受かってもらう!
・でも)合格かどうかは、どっちでもいい。。
・1月の中ばに、新中1としての授業を始める。ここで皆の気持ちを揃えよう。
・4月になると中学生。
・好む好まざるにしろ、これから"評価"されることになる。
・どの観点でオトナは評価しているかを少し伝えとく(いろいろ書きました)。
・1年後(中1の10月)には試験も終わり、成績表をもらう。
・5科目250点満点の試験、9科目45点満点の評価です。
・自分はどれくらい取っていたいと思う?
・仮に、みんなが静高行きたいなら、多分いける。
・皆が行きたいと思ってるとすると、中学はみんな別だけど、高校では同級生。
・そのためにはスイッチを入れる時期がある。ここは揃えて欲しい。
・ジュニカレだと1月の半ば(合格発表後)と4月。
・中学受験をする仲間と一緒に勉強し、高まっていこう。
・でも、みんなに共通して大事なことがあって、それは受験じゃなくて、その先。

いい感じで気持ちが入ってくれたように感じました。

実際のところ、受験をしない生徒は「自分はジュニカレにいて良いのか?」「これから受験勉強と同じ勉強を一緒にやっていけるのか?」「その意義はあるのか?」と小学生ながらに素朴に感じているように見えました。今回の話で、受験生は、万一のときのことも、きちんと把握した上で、健やかな気持ちで受験に挑めるようになった(様に)感じましたし、受験をしない子も、納得した様子で帰路につきました。


やる気のある彼らに大事なことは、自分にふさわしい場所はどこか、どうしたらそこに行けるのかを、分かりやすい形で伝え、その気にさせてあげることだなーと。


ジュニカレを作ったときから僕の中にあるキーワードたち「焚きつける、そそのかす・・」「(子どもには)おせっかいな人がいて良いと思う」「知らないことは選択できないので、知らせておく」「でも全部教えると迷うので、程よく選択肢を。」

[高1]
↑が長くなったので、ちょっと書く元気が・・・。

高校に入学してからの4567月はまだ高校生活に慣れるので精一杯だったように感じます。高校入試の勉強よりも、きっと今の方が勉強していることと思います。また中学時代は「各校でトップクラスの成績」だった子達も、そういう生徒ばかりの中にはいれば、競争が激しくなり、「勉強で悩んだのは初めて・・」とか言ってる暇もなく、「とにかく毎日の課題をこなす日々」。睡眠時間の確保や、勉強時間の確保、など生活スタイルを矯正するところから始まり、連日記憶を試される生活の中で徐々に記憶力も高まってきて(暗記に慣れてきて?)、というのが7月頃。それでも試験前には生活のリズム、勉強のリズムが崩れてかなりバタバタしていました。

が、夏休みに随分と修正しましたねー。日々の課題をこなしつつ、定期的に訪れる"試験(割り込み処理)"に対しても慌てずに処理できるようになってきたように思います。

現実、今日試験を終えてやってきた東高の生徒に聞いてみると「今までではいちばん良い感触」とのこと。僕の応答は「バタバタせずに落ち着いて過ごせるようになったよね。」というもの。彼女達にとってジュニカレがこれまで以上に機能するようになってきたかな、と思えました。

静高は明日で試験が終わり。この子も随分と落ち着いて試験勉強、試験期間をこなしていました。明日は試験後にちょっと遊ぶみたいですが、「次は進研模試!」との気持ち。今週末も、それはそれ、これはこれという感じで学習はしてくれそうで安心です。

そうそう、昨日の静高の面談の進路科の資料を拝見しました。やっぱ気合入っていますね。。静岡は学力が低いとか環境が悪いとか、いろいろ言っても仕方ないなーと思っています。それでもこの環境のなかで切り抜けていく方策はあるだろうと思っています。

役に立てればいいな、と思っています。

──
つづく。焼肉屋でお花屋さんと打ち合わせがある。急ぐ。。。取り急ぎ。誤字などは後で。。


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Posted by juniorcollege at 21:56│Comments(0)塾の日常
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